梅雨のさなかのこの時期、平日の昼間。あいてる時間をみて渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムに行って来ました。前から行きたかった「ミレー3大名画展~ヨーロッパ自然主義の画家たち」を見てきました。おー、今回は美術館ネタです。
かといって、オリハシは美術・絵画に詳しいわけではありません。ご安心を・・・、まあ、ミレーの名前くらいは知っていたのですが、「晩鏡」「落穂拾い」「羊飼いの少女」この3つがジャン=フランソワ・ミレーの名画だそうです。(これ、絶対どこかで見たことあるはずです。) 自然主義ってのはものすごくおおざっぱに言ったら、19世紀のヨーロッパの農民の生活を描いたもの。とオリハシは勝手に解釈してます。(そのぐらいの説明は展示されてますので。。。)
オリハシの美術館の楽しみかたは、3つあります。1つは、とにかく色彩を楽しむこと!。「きれい」という一言では片づけられない、何ともいえない、微妙な色使いが名画にはありますよ。自分なりにその色使いのいいところを見つけようとしています。(専門的なことは全く分かりません。)2つ目は、展示されてる絵画の中で自分が一番気に入った絵をみつけること。
これ実は仕入れの時の練習にもなるんです。多くのメーカーの展示会にいって仕入れをしますが、初めの印象が自分の「好き」を起点に動き出さないとダメだとオリハシは思うんです。やっぱり、これはオリハシが感動した服だから、おもしろいと思った服だから、、、そういう自分の「好き」を起点にして初めて可能性を考えるんです。やってみると意外とこれがむずかしいんですよぉー。
3つ目はですね。。。来場してるお客さんを見つめるんです。たとえばですね、同じ渋谷でも、ストリートにあふれる若者達とは明らかに違うんです。年齢層も高いし、よく観察すると意外に若い人もいたりして、一番、見かけないのが自分の年代なんです(笑)。そりゃ、皆さん仕事中ですからね。年輩のかたもそれなりにお洒落して来てるのでおもしろいです。今のミセスはこういうのが流行ってるのかな?とか。ミセス系アパレルの企画のかた、リサーチスポットに美術館も入れてみてくださいね。思わぬ発見があるかも。です。
なんか、裏原から渋谷を一通り見ての自分の皮膚感覚を少し大人な美術館で中和させてるのかもしれませんね。
いつも、夜な夜な飲み歩いて、クラブで発散してるだけじゃないんですよぉー。結構、まじめなのであります。