昨日の25日はやはり展示会があったので、千駄ヶ谷と原宿に行ってました。
東急東横線に乗り込み渋谷へ、そして新宿、原宿方面の山手線ホームで電車を待つ。。。
すると、目の前に何やら、広告が。。。その大きな広告には「詩」のようなものがつづってあるのです。
なんとなく気になり、その「詩」を目で追ってみると。。。
なんと、すごくいいんですよ。これが!思わずメモっちゃいました。
有名なかたの「詩」なので、もしかしたら知ってる人が多いかも知れませんが。。。
今、この日記に目を通している皆さんも、一人一人様々な状況の中、PCを開いてるんだよなぁーって
思います。会社で息抜きに見てる人、朝、メールチェックのついでに見てる人、夜な夜な見てる人、、、、
ちょっと感じてみていただけますか?
これから、少し「ぶつぶつ」と声にして読んでみてください。
では、いきますよ。
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているときメキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
谷川俊太郎「朝のリレー」
ね?、どうです?なかなかいいでしょ?かっこいいでしょ?お洒落ですよね?
どこがどうやっていいっていう理屈じゃなくて、「あ~、いいな!」ってオリハシは単純に思いましたよ。
思わず、山手線一本見送りました。(笑)
でね。結局なんの広告だったかというと、コーヒーメーカーの広告でした。
なるほどね~