今日はNYのインポートデニムを紹介します。
ANOUSCHKA denim です。(アヌーシュカと読みます。)
アヌーシュカはフランス人の父親とロシア系アメリカ人の母親の間に生まれ幼年期をカナダで過ごしました。
高校卒業後、単身でニューヨークに渡りパーソンズでグラフィックデザインを学びました。
でも、彼女はやがて古着に興味を持ちはじめ、イーストビレッジのヴィンテージショップで働き始めます。
そこで得たものが、現在の彼女のデザインソースになっています。
古着の染みや破れといったダメージにストーリー性を感じた彼女は、一枚一枚違う表情を持つ古着の魅力をデザインとして再現できないかと考えました。
試行錯誤を経て開かれた一回目のコレクションは2002年夏、彼女のアパートメントの一室で行われたささやかなものでした。
しかし、これが思わぬ反響を呼んで、噂を聞きつけたショップのバイヤーが訪れ始め、「SCOOP」「SEVEN NEW YORK」といったニューヨークを代表するセレクトショップで取り扱われることになったんです。
レーベルにあしらわれているのはリボンをデザインしたもので、
商品の一つ一つにハングタグの代わりにリボンが結ばれています。
これは様々な国籍の中で生まれ育ち人種の坩堝(るつぼ)とも言えるニューヨークで暮らす彼女が日頃常に洋服を作る上で考えていることをを表現しているのです。
それは、人種や言葉や宗教を越えて皆が感じることができる
「共通の言語あるいはコミュニケーション手段」としてのファッションである。
世界中の人たちがお互いを理解し合えるようになることを夢見て、少しでもそのきっかけになれば、
という思いがこの人と人を結ぶリボンに込められているのです。
どうですか?カッコイイですよね、「ANOUSCHKA」!!
写真左のフロッキーヘリンボーンのパンツは\17800-
右のイレギュラーデニムは\15800-です。
そう。「ファッションはコミュニケーション手段」なんだ!!