TSUTAYAのレンタルも大好評らしい「冬のソナタ」
そして、NHKでの再放送もやるらしい。。。すごい人気っぷり。
割と年代が高めな女性に受けているようだが、どうなんだろ?という好奇心からついつい見てしまった。(第5話~第20話まで)
ずばり、恐ろしく純愛である。純愛すぎるよって感じだ。
そのリアリティのなさがいいのかもしれないが、
このドラマが教えてくれることは、人は幸せの為に自分なりの不幸の形を選ぶ。ということだ。
ユジンも、チュンサン(ミニオン)も、出てくる人それぞれに一途で、純愛すぎて、ちょっとさみしいのだ。
それにしてもサンヒョクは辛すぎる。。。
28歳の男女があそこまで純愛なのに、その彼らの親たちは意外にドロドロ恋愛だったのね。。。っていうところも興味深い。
そして全編を通して、センチメンタルな主題歌がこれでもか!というくらいにBGMとして使われ、とにかく主人公達は、よくお茶をし、昼夜を問わずよく散歩し、仕事はそっちのけ、という調子だ。
更にいえば、田中美里と萩原聖人の吹き替えの声は絶妙!バッチリあってる。圧巻はチュンサンのファッション。なかなかお洒落でセンスがいい。
何がいいかって「ブラック・黒」を20話の中で一回も着ていない。
いつも色鮮やかなオフタートルなのだ、オレンジ系、イエロー系、グリーン系なんでもこい!状態。そしてベージュとネイビーの使い方が抜群。
思わず「ん?ストーンアイランドか?」と感じさせるジャケットとか。
黒を着てるのは高校時代の制服姿のみ。
とても上品なカジュアルファッションなのだ。
ここにも年代高めな女性層にうける秘密があったのだった。
そして、放送局勤務のサンヒョクは、かわいそうなくらいいつも黒だ。
この対比もドラマを成功させている。
韓国の放送業界はみんな黒なの?と思ってしまう。
この「冬ソナ」の純愛を踏まえつつ、「ラストサムライ」を見る。「ラストサムライ」は見た人も多いでしょう。
前の会社の先輩が「ラストサムライはいいよ!みんな忘れてることだよ。」と言ってました。ちなみに彼は何年も前から、アドレスに「サムライ」というワードを使っています。
さらに彼の実家に行ったことがあるのですが、部屋の壁に「剣の道」という色紙がありまして。。。そう、剣道をやってたんですね。(笑)
義を中心に勇・仁・礼・誠と名誉を重んじた武士道。それは騎士道にも通じる。
でも実は、「ラストサムライ」が描ききれてない「武士道」があることを私達は潜在的に知っている。
それが「冬のソナタ」の純愛、「愛」なんだね。
つまり、「ラストサムライ」プラス「冬のソナタ」が「武士道」なんですね。っていうような事を世界に向けて発信したのが新渡戸稲造著の「武士道」そう、5千円札ですよ♪
「冬のソナタ」と「ラストサムライ」、
この二つが同時期にヒットするのは単なる偶然じゃない
と思うのはオリハシだけでしょうか?