Styling log

　昨日は、ハオリ物からスタイリングを具体化しました。
さて、今回はボトムからイメージしてみます。
ボトムからイメージしていく方が、スタイリングは全方位に広がっていきます。なので、今日はほんの１パターンに留めたいと思います。
今日は、３時間睡眠でナクールに来てくれたTanabeくんです。いつもありがとうございます！


　彼のセレクトは、Levis５０１のダメージ穴あき加工です。（\19950-）Tシャツは、先月お買い上げ頂いた「アンディ・ウォホールとコカコーラ」のコラボもの。
今、この穴あきデニムは流行ってますね。
これをただ単に、穿くだけではちょっと。。。です。
では、どうするか？
先日のサッカー、インド戦。そこに一つのお手本がありました。
と言っても、試合ではありません。試合を見ていた「中田英寿」選手のファッションです。
　オリハシは中田選手のファッションが個人的に好きです。
彼にスタイリストがついていようが、いまいが、そんなことは関係なく
好きです。
　で、その試合の前のTVのインタビューの時もそうでしたが、
彼は、穴あきダメージビンテージ風デニムに、ディオール風の黒のジャケットを羽織っていました。
「つるつる」した感じの素材で、光沢感のあるジャケットでした。
（タキシードに使われそうな素材です。）
インナーには、無地のカットソーを合わせていました。
そして、インド戦の時は、そのスタイルに、グリーンのメッシュキャップ
を被っていたのです。（ちょっと斜めに。。。）
「ダメージデニム＋ドレッシーなJK＋メッシュキャップ」
というスタイリングは一つの「型」だと思います。
この春はストリートにも、この「型」を見かけました。

例えば、左のお二人に、メッシュキャップを被らせたところを
イメージしてみてください。
ね？なんとなくわかりました？
Nakoolistはこういうところに気がつかねばなりませんね。
ここで言う「ドレッシーなJK」とは、別珍、ベロア素材、フロッキー加工
素材のこともいいます。
今年は、皆さん、かなりひっぱってこれらのドレッシーな起毛素材を
羽織っていたように見えたのはオリハシだけでしょうか？（反語）
これは、気候が涼しかったという要因だけではなく、
もう一つ、穴あきダメージ系ビンテージデニムがトレンドだった。
という要因もあるのです。おそらく。
で、春先～初夏のストリートでは、
左のスタイリングで、裾をくるぶしくらいまでロールアップして
上のTanabeくんのようなコンバースオールスターを穿き、
メッシュキャップを被る。というスタイリングがちらほら
見られました。
さらに、中田選手から「一歩先いく感」を感じられるのはジャケットです。
起毛素材ではなく、「つるつるした」表面で、張り感、光沢感のあるドレッシーなジャケットだったことです。
もう一つ、付け加えるなら、メッシュキャップがグリーンだったこと。
さすが！！
なのであります。
全体のスタイリングのトレンドを残し、ジャケットの要素である素材だけすり替える！
これが、テクニックなのであります。
さらに、グリーンをポイントに使う。
もうひとつ、見られた「型」は「デニム＋ジャージ＋かぶり物」ですね。（こっちのほうが見かける率は高いですが）
こちらについては、また次回説明します。
で、今はどうか？というと、
今、オリハシが目を付けているのは「ネクタイ！」男です。
つまり。。。
「穴あきデニム＋白しゃつ（しわしわ）＋ちょっとルーズめにネクタイ＋かぶりもの」ですね、この「型」です。
けっこういますよ！、よく見てくださいね。
ってこういうとき、「ネクタイ」やってるメーカーってないんだよね～
どこか、ないかな？