はい。皆さま、こんばんは。
オリハシ・ファッション講座の時間です。
今日は、12日、土曜日の続き。
かるくおさらいすると、「ダメージ穴あきデニム+ドレッシーなJK+メッシュキャップ」の型を中田英寿選手のスタイリングからレクチャーしました。
そして、先日も言いましたように、ボトムからイメージするスタイリングは幅が広がります。同じダメージ穴あきデニムでも、ブーツカットだったり、ストレートだったりするからです。
さらにブルーデニムはテイストを選ばずコーディネート性が高いアイテムだからです。 写真は、Levis World War Ⅱモデル復刻版の
ダメージ穴あきリメイク使用です。(\30450-)ちなみにサイズ展開は32,34,36インチです。
一方で、昨シーズンより巷で流行っている「ジャージ」
(写真下はUKのインポートもの)
ジャージは着ていて楽だし、まぁ、ダンサー系、B系な人
も着てますが、ジャージの持つ、つるつる感、光沢感、
無機質な平らな感じというのは、ダメージ穴あきデニムの凸凹感、
色落ちムラ感、粗野感との対比により、お互い引き立つ有効な素材なのです。(下の写真はGROSBECです。)
この「対比」というのはファッションにおいて重要なキーワードです。
これは、暖かいチョコレートケーキに冷たいバニラアイスが
添えられたデザートがおいしい!のに似ています。
ようは温度差です。
流行ってれば、なんでも着ればいい!!
というのではありません。
着ていてカッコ良く見える人っていうのは
そういうテクニックを無意識的に行っています。
で、ジャージは着丈が短かくて、タイトですよね?
この着丈が短かくて、タイトなハオリのもの。
これも、キーアイテムなのであります。
この着丈とタイト感の時、
「きっちり」いきたければ、ブーツカット気味パンツ。
「ちょいかわ」でいきたければ、ストレート系腰履きです。
どちらでも雰囲気がでるはずですよ♪
上は「I」型。下は「▲」型になります。
何度も言うように、部分を見たら、全体を見る。
ということが大切になってきます。
で、秋冬になったら、アイテムの要素である素材をすり替える
ん?どんな素材にすり替えるかって?
もちろん、ベロア素材です(写真University of oxford collectionn)
ここで、話は最初のドレッシーなジャケットに見事に繋がりましたね。
そうです。ダメージ穴あきデニムを攻略する一つの鍵は
「温度差」にあります。
どうですか?参考になりましたでしょうか?
オリハシはこんなこと言ってる服屋さんを知りません。
読む人によっては、「うるせぇなぁ~、服ってそんなに考えなきゃいけないのかよ!」的な人もいるでしょう。
あの~、考えるのはオリハシだけで充分。読んで、「あ~そんな考えもあるか。」ぐらいに留めて頂けたら幸いです。
ただ、一ついえるのは
一つ一つのアイテムは一人ではいられない。ということです。
誰かと、何かと、繋がりたくてうずうずしているのです。
そのことをオリハシは伝えたくてしょうがありません。
誰も言っていないようなことを書かないと、書く意味はないのです。
誰にでも分るように書かないと、やはり書く意味がないのです。
誰も言っていないようなことを、誰にでも分るように書くというのはまことに至難の技なのであります。
「あ~くるしい!!」
では、また次回、お楽しみに!