Styling log

「やっぱり無地って難しい。」
今日、卓球練習帰りの松岡くんとそんなトーク。
（松岡くん、いつもありがとう！Basieお買い上げ！）
無地の難しさ。あらためて思ったのは、
プロ球団を買います。と宣言した会社社長の御姿を見たとき。
「朝まで～」に出演されててね、たまたまオリハシは見たんだけど、
政治評論家のM氏に「なんだ！その格好は！」ぐらい言われちゃってて。。。
「いいじゃん、彼の言ってることは論旨明解、理路整然として
いるし、資金もある。またその発言に「熱」を感じるんだから！」とオリハシは思う。
でも一方で、服飾業界人から言わせると、
そのライトグレーの無地Tシャツを着た彼の姿が
その説得力を今ひとつ曇らせてしまう。。。ように感じちゃうんです。
なんでスーツで来ないんだろ？
カジュアルで来るなら、もっともっと印象を考えてよぉ。
彼はTVを通じて、その真っ白で、プヨプヨにたるんだ二の腕及び
上腕二頭筋、はたまた大胸筋が視聴者の目に晒されている。
ということを意識しているのだろうか？
Tシャツとはそういう実に無防備なアイテムなのだ。
機能素材っぽくて、水分の吸収性、速乾性は高いのでしょう。
でも、そういう素材は必要以上に「バディ」をあらわにしてしまう。
あ～Basieの「スムス編み」のTシャツだったら、もっともっと
洗練されたTシャツスタイルに見えたのにぃ～残念！
無地はその素材によって印象が変わってくる。
TVとは、「俗っぽい」世界かもしれない。
オリハシだって流行という「俗っぽさ」から逃れることは出来ない。
でも、プロ野球だってエンターテイメントなんだね。俗の世界なんだ。
そこに切実に突入していくならば、
「高悟帰俗」で望んでほしい。高く悟りて俗に帰る。
本当に「中身」が勝負ならば、何を着たってかまわない。オリハシはそう思う。
そう思うからこそ、スーツで登場して欲しかった。
服装で「つっこみ」を入れられるのは非常にムダだ。
ん？ちょっと待てよ。。。ここまで書いて「ふと」思う。
違った！
いいんだ、それで！
そっかぁ、そういうことね。
一番の決定権を持った総大将に望むときは、
もしかしたら、イタリアファブリックで、英国仕立てのスーツなの？
ここぞ、とばかりにセンスのいいシャツとネクタイで、総大将の御前に現れる。
お～、まるで斎藤道三に「濃姫」を貰うために
稲葉山城に参上する織田信長だね。
「おおうつけ」を演じてるのね。
そうだよ、ファッションで大事なのは温度差なんだ。
それでこそメディア戦略か。
もし、そうなら賛成一票！！
う～む、他人の視線をデコレートは深い。。。