なかなか釈然としない。。。というか腑に落ちない。
村上春樹の新刊「After Dark」、やっぱり売れてるようですね。
今回、結構、難しかったかなぁ。もちろんおもしろかったんですけどね。
まだまだアタマの中でウニウニしてる感じです。
基本的にはとてもスタイリッシュでクールな小説ですよ。
場所は渋谷。喧噪、コンビニ、ファミレス、ラブホ、公園。。。
自分のテリトリーの領域を外れて迷い込むマリ、
深夜、会社の機能が停止してる間が活躍時間のSE、
そして、夜通しスタジオをかりて練習するバンドの連中、
中国人、そして「コオロギ」。
都会の夜、いくつかの物語が折り重なり合うように、そして近づいたり
離れたりしながら、夜明けに向かっていく。
これでもか、というくらいの比喩表現は健在。
これがダメ、受け付けない!っていう人もいるかと思うんですが。。。
オリハシは大好きです。
コオロギとかね、登場しちゃうあたりも、いい。
よく出てきますよね、鼠、羊男、とか、ジョニーウォーカーさんとか。。。
会話のタッチもいいんだよなぁ~
あんまりばらしちゃうとおもしろくないので。。。
例えば「スプートニクの恋人」からの引用でいえばね、
「じゃあ、記号と象徴の違いを200字以内で説明できる?」
とかね、こういうフレーズにオリハシは弱いんですよ!グイグイ引き込まれちゃう。
今回の「After Dark」もあっと言う間にラストまでいっちゃったんだけど、
完全にスッキリしました!「あ~おもしろかった!」おしまい。
じゃなくて、
「ん?何だったんだ?」
って思っちゃう。。。なんか深いところを、何か言おうとしてるよね?これ。
だから、After Dark にもう一度トライする事を思う。
「After Dark」にトライすることを。
そのAfter Darkにイチローの試合は始まる。
あと3本だ!やっぱりすごいよね。