さてさて、昨夜、8時前にやって来たO氏。
嵐のような買い物であっと言う間に9時。閉店しなきゃ。
まずはO氏セレクト↓
素材感が大事。そんなチョイスだね。
共にRedloopシリーズ。591 はディオール・デニム風なコレクションラインに
近い感じ。きれいめコーディネートで。
510のほうは、麻混デニム。ドライで、乾いた表情。
これに白シャツ、黒系デザインベルトでクールに着こなし、気分はガッパーナ!
で、ジャケット。↓
ミリタリー調、ベルト付きジャケット¥17850-税込
ムラ糸サージ、顔料コーティング。マジで加工がいいです。
O氏、ベルトの金具もいぶしてあることを確認してゲット。さすがです。
閉店後、やっぱりメシ行くか~ということになり。。。
武蔵小杉で、「かる~く」のつもりが。。。
抱腹絶倒の「馬鹿」なトークから始まり、服話、音話になってきて、
どうしても宿命的に音のシャワーを浴びたくなる。
いつの間に東横線、日比谷線と乗り継ぎ西麻布と六本木の間のclub「alife」へ
1Fのバーラウンジで白のソファのイスに座りながら、ジンライム(もちろんボンベイサファイア)で乾杯。B1のフロアはミーハーな選曲だが、1Fはかなりお洒落なHOUSEなのだ。
が、しかし、その音に耳を傾けるモノはおそらく我々以外には皆無だろう。
みなさん、音そっちのけで、ナンパにいそしむ男女たち。彼らにとって
基本的に「音」はどうでもよいのだ。
我ら、男子のファッション、女子のファッションを虱潰しにチェック。
男女ともTrueReligionのデニムを発見。
毎回、思うことだが、女子のお洒落度はかなり高い、が、しかし!
男子がそれについていけない状態である。
我ながら、情けない。というか、お洒落な男子諸君はこんなクラブで
ナンパなんてしてないのだろうが。。。
まあ、とにかく、O氏の連れの女子、また、King(オリハシの元いたアパレル)
の若手がやって来る。というわけで、そのまま座りながら、熱のこもったトークを
展開する30代の2人。
「HOUSE は、あらゆる音を飲み込んいく力がある。」
O氏のこの言葉。これを聴けただけでも西麻布まで来たかいがあった。といっても
過言ではない。
つまりね、いろんな時代において、様々なテイストのHOUSE MUSICが生まれていく
ってこと。ロックだって、ヒップホップだって、RBだって、ジャズだって、
取り入れていけるのがHOUSE MUSICなんだ。というふうにオリハシは理解した。
それをそのまま、オリハシはDenimという言葉に置き換える。もちろん勝手に。
そう、Denimはあらゆるテイストのファッションを飲み込んでいく力がある。
Denimと聞いただけで、「アメカジ」と思ってしまうのはちょっとおじさま世代である。
そうではない。さまざまな服と合わせていきたいし、汎用性が高く、それが可能な
ものなんだねDenimって。
HOUSEというジャンルが広いよーに、Denimというのは
テイストでくくることはもはや出来ない。
そういうことなんだ。自分がやりたい事って。
実はテイストで括りたがっているのはファッション業界人だけなのだ。
で、くくれない事を嘆き、みんなこう言い放つ。。。
「なんでもありだから。」と。
実は違うのだ、根底に流れる「おと」に耳をすまさねばならない。
何かの新しい考えにたどり着くとき。
それは決して部屋の中のPCの前ではなく、いつもバーラウンジで飲みながら
「音」のShowerを浴びているときなのだ。
O氏、先に帰ってしまい、すみませんでした。
欧州出張時、写真、雑誌等、よろしくお願いいたします。。。では。