Styling log

朝一番で、IT秘書よりメールが届いた。
＞出張先のホテルのテレビを見ていて、びっくりした。　芸能ニュースで、韓国四天王
＞の一人、イ・ビョンホンの来日が報道されていたのだが、そのイ・ビョンホンがはい
＞ていたジーンズが何とTrue Religion！　後ろのポケットが特徴的だからすぐわかっ
＞た。
＞いやぁ、韓国四天王にも受け入れられているんですねぇ、True Religion．．．
また、ちょっと前には。。。
「オリハシさん！うたばんでソニンがTrueReligion穿いてます！」
とかね、そういうメールをお客さんから頂く。
こういう着眼点は実際に購入した人がやっぱり持つんだよね。
普通は気がつかないでしょ？
やっぱり有名人、タレントが穿いてるのをTVで見ると嬉しくなるんだよな～
わかる、わかるよ、その気持ち。
TVのCMでタレントに着せてバンバン流してるチェーン店の商品じゃないし、
超有名高級ブランドじゃないし。。。
でも、そこそこ高いプレミアムジーンズ。３マンするからね～
そこで、何気なく「うたばん」とか、芸能ニュースとかで見かけちゃうとね、
「おぉ！やっぱりいいんだね！」ってことになる。
まあ、ホントはスタイリスト受けしてるだけかもしれないけどね。
ここには一つのファッションのおもしろさ、心理のおもしろさがある。
今日、偶然にも、ベストジーニストの発表。
でも、彼ら彼女らがTrueReligion穿いてたら逆にちょっと引いちゃうよね？
（でも、長谷川理恵やあゆは穿いてそうな予感。。。）
つまり、「あんまり宣伝してないけど、結構、有名なんだね、これ。」
っていう確認が出来たとき、ちょっとだけ、半歩だけ先をいってるようで
嬉しくなるんだよね。
「これ誰でも知ってるでしょ？いいんだよ。そう、あの有名なSHOPだよ。」
というような戦略をオリハシは採用しない。
「これ知らなかったでしょ？でも、いいんだよ～」という話型がNakoolなのだ。
でも、決して、宣伝しまくりのブランドやショップを否定したりしては
いけないというのがオリハシの持論。
Nakoolのようなちょっとだけレアでちょっとだけマニアな小さなSHOPは
「それに反対する立場」の存在によって活力を補給し延命する
っいう構造になっているんだね。
沖合で定置網を張って一網打尽にするのもビジネス。
波打ち際で、身体感受性を常に最大化しつつ、
遠浅なのか？どん深なのか？砂地なのか？岩場なのか？
魚と対話し、餌を選び、仕掛けを選び、自分の腕で
一本の竿を持つのもビジネスなのだ。
そういう構造なんだろうな、きっと。
オリハシにとってはどちらがよりエキサイティングであるか？
それは言うまでもないよね。

TrueReligion,追加は近日入荷予定です。（遅れててごめんなさい。）