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2004年11月30日(火) 鍵を閉めました。

Nakool 現店舗で、今、日記です。
やっぱり、シャッターを下ろし鍵を閉める瞬間は
感慨深く、感極まるものがありました。
オリハシの今があるのはこのお店があるからです。
32年間、オリハシと一緒に成長してきたお店です。
オリハシより7ヶ月だけ、年上のこのお店。
もうこのシャッターを開けて、煉瓦のステージにレイアウトされる
ことはないと思うとね、自分で決断したこととはいえ、泣けてきます。
ありがとう!ナクール。聞いてるか?
「父が注ぎ込んだあなたの持つ、意志と意味をオリハシが受け継いだ
この6年間で吸収できたかな?消化できたでたかな?」
「Do it yourself ! !」
そんな声が聞こえてきます。
「そう。大事なことは自分で決めるんです。」
「決めたら、それを”やりきる”んですね。」
「泣いてる場合じゃありませんでした。」
父はよくオリハシに言っていました。
「いつか『老兵は去るべし』と張り紙してナクールをやめるんだ!」とね。
父から「お店を継げ」と言われたことは、一度もありません。
「大事なことは自分で決めろ!そう決めたらあきらめるな!」
父は背中でそう語っていたように思います。
「大丈夫だよ、ナクール。あなたの持つ意伝子は
オリハシにしっかり刻み込まれてる。」
「長い間、おつかれさま、
なんだ、あちこちボロボロだな、オレと同い年のくせに。。。
まっ、まだビールもあるし、今日は二人で飲もうぜ。」

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新丸子の写真館「写真道場」さんとのコラボレーション企画、CRS活動としての洋服ポスト・・・etc

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VOICE of nakoolistお客様の声

商店街にあるのに車が停車出来て(15:00-20:00は通行止め)、子供連れでもゆっくり自分の世界で洋服選べて、オリハシさんにコーディネートしてもらう。それは他店にないところです。妻の家族にもナクールの服は好評です!
川崎市川崎区、30代、自営業、M様