2月ってのは、商売はなかなか厳しい月だ。
以前の会社にいたときも
「春を征するモノはアパレルを征する」
なんて言われました。
そんな折、
繊研新聞のとあるコラムが目に留まる。
(繊研新聞って、いわゆる業界紙です。)
そのコラム名がずばり「中小企業診断士の辛口コラム」。。。あらあら。
で、その人曰く、
「アパレル業界は陰暦で考えると良い」
だってさ。
ようは、「一ヶ月以上遅れ」なわけで。
でもどうしろ、というのだろうか?
この考えを採用すると、今が一番寒い時期なんんだから
まだまだ冬物を売っていきましょう!という提案なのだろうか?
その気持ちも分かる。「お客さんが欲しいときに欲しいモノを」というのが
小売業の基本である。
こういった2項対立は他にもある。
白か黒か、ハッキリ!
というのはクリアカットで気持ちいいが、実際の現場はそんなものではない。
まだまだ寒いし、冬物です。という主張と
いや暦の上では春(太陽暦)なんだから、ファッションは春物を。
という主張。
オリハシはどちらがいい!とも言えない。
オリハシにはわからない。
そういう2項対立的な物事の決め方は好きではない。
なんか「思考停止」状態でしょ?それって。
極端な話、個々人レベルで違うんだね。
お客さんの顔が見えてるかどうか?にかかっているのだ。
自らが抱えるお客さんに素直になればいいのだ。
ちなみに今日で今月の締め日だが、昨対売上106%
(みなさん、ほんとにありがとうございます!!!!)
ちなみに売上の90%が春物です。(別にこれは「たまたま」です。)
しかしそれにしても。。。
繊研新聞の辛口コラム。。。ちっとも辛くねぇな。どうなってんだ。
おっと、皆さんが読んでるのに。。。お行儀が悪いですね。
すみません。ちょっと調子に乗りました。
こういう時は、こう思うようにしています。
「あ~ぁ、こんなコラムに時間を割いて読んでしまった自分がバカだった。」と。