Styling log

う～む、やっぱり店を空けるといろいろやることが多い。。。
すっかり現実。しかし、まだ脳内は細胞分裂を起こし気味。
土日に来店された方々、ありがとうございました。
まだまだ余韻が、というか興奮さめやらぬ。といったところだ。
釧路空港に降り立つ。そこはマイナスの白銀世界。
昨夜の豪雪模様を伺わせる空港のアプローチ。
降り注ぐ日差しがあらゆるところ、
あらゆる角度からオリハシの両目に突き刺さる。
４ヶ月ぶりのOoba氏は、すぐに彼とわかる
オーバーリアクション＆オーバーエクステンション状態で
出迎えてくれた。
広大、濃厚。。。
全て凝縮された２日間だった。
丹頂鶴から始まり、思い思いの海の幸をチョイスして作る、
その名も「勝手丼」！！に電撃的な一発を食らう。
その衝撃は留まることをしらない。
放心状態のまま車は厚岸の雪景色、いや氷景色の海岸へ、
「おおおおっ、」と悲鳴に近い雄叫びを上げつつも、
ハンドルを握るOoba氏の景色とは全く関係のないトークも絶好調。
眼前を横切る鹿の群、あああぁ、なんだ！この世界は。
断崖絶壁の下の海、水墨画を思わせる情景。
「おいおい、こんなところに何があるんだ！」と思ったその刹那、
開ける小さな小さな郷。「養老牛」。
まさに秘湯であった。それしか言いようがない。
その後の「ろばた焼き居酒屋縄のれん」のホッケもすばらしい！に尽きる。
次の日も秘湯はまだあった。
屈斜路湖岸の沸く湯、おいおい、何なんだ！この白鳥の群は！
凍った湖と山々、そして白鳥を鑑賞しながらの露天風呂。
ありえないな、こんなロケーション。
「ジス・イズ」道東！！
そう、最後に行ったのは「ジス・イズ」。そこはartとJazzが融合する空間。
山下洋輔氏も引いたというピアノが所狭しと陣取る。
ああっ、なんと織部賞グランプリを取った我が国の最長老舞踏家、ダンサー
大野一雄氏のポスターが。。。
「えぇ？来たんですか～？！」
最後の最後まで「繋がる」というシンクロニシティは続いた。
雄大で広大な平野の遙か彼方に沈みゆく夕陽を見て、
「生きてるなぁ～」と実感できる瞬間がどれだけあるだろうか？
「ジス・イズ」にあった大野氏の色紙。
そこに書かれた彼の言葉でこの旅は締めくくられる。
「宇宙意識の分霊としての人間は宇宙と同じ機能を持っている。
すなわち人間は小宇宙なのだ。」
ビバ道東！ビバOoba！！そして、ありがとう！