ノーネクタイ、ノー上着では体感温度が2度下がるという研究結果に基づいているようだ。
昨日、各新聞でにぎわった話題と言えばこれか。
やはりオリハシとしてもこの話題に触れなくてはならないね。
環境省からの呼びかけで、夏のオフィスの冷房設定温度を28℃程度に
することで地球温暖化にストップをかけるという試み。
その一環として、28℃の冷房でも涼しく効率的に働くことが出来るような
「夏の軽装」を「COOL BIZ-クール・ビズ-」という。。。らしい。
なんだなか。。。
報道ステーションで古館さんも言ってたけど、
「官から民へ」で行われるこの動き、どうにもあまりしっくりこない。
そんなお手本のような夏の軽装を示せるのだろうか?
がしかしだ。
「んじゃ、涼しい時はどうするの?」なんていうことを口走ってしまう民も
どうか?と思う。
それじゃ、「バナナはおやつに入るのか?」と遠足に行く小学生と
本質的に似ている。(ん?似てないかな?)
自分で考えようよ。
大人になって初めて思うけど、
大人だなぁと思える大人は驚くほど少ない。
そういう人を見るたびに我が身に置き換え自省する。
「夏の軽装」と言っているだけで、「ノータイ、ノージャケ」がマストではないわけでしょ?
そもそも、ビジネスにおいてスーツを脱ぎ、タイを外すというこは、
モビルスーツを脱ぎ、ビームサーベルを置くことだ。(すまぬ、ガンダム世代で。)
言うまでもないことだけど、カジュアルは自分のカラーがモロに出るぞ!
カジュアルだけど、ビジネスシーンなんだから、「シャープさ」「切れ味」
そういったものをやっぱりそぎ落としたくはない!という人も多いだろう。
一つ、必殺技を伝授する。
台衿の高い、ドゥエボットーニのシャツをノータイで着てみよう!
かなりアンコンジャケット(パットなしのジャケね、これ。)
との相性もいいはずだ。
開襟の白半袖シャツでは、この「切れ者」具合を出すことは至難の業なり。
ちなみ当店のお客様の中には昨年くらいから
この「夏の軽装」スタイルを取り入れてる会社に勤務してる人も多い。
「おおおっ、いいんすか?そこまでやっちゃって!」
とオリハシがビックリすることもシバシバ。
ニヤッと笑みを浮かべつつ、「大丈夫でしょう!」と誇らしげな
お客様の顔を見たとき我が店のレベルの高さを感じずにはいられなかった。