「人間の証明」を観た。
DVDで。
やっと重い腰を上げ、DVDプレーヤーを購入したのだ。
もちろん再生専用(笑)、韓国製、税込で¥5800-くらい。安っ!
しかもめちゃめちゃコンパクト!なのだ。
見た目、ちょっとデカイCDウォークマンみたい(爆)
最近、TSUTAYAに行くのが心苦しかった。
だって、VHSの肩身が狭いんだもん。
「これからは80%以上が、DVDになりま~す」という張り紙もあったし。
んじゃ、しょうがないね~買いましょか。という具合だ。
なぜか「初DVDレンタル」が「人間の証明」かって?
ほんとは「地雷を踏んだらサヨウナラ」にしたかったんだけどね、
(来週「一ノ瀬泰三氏のドキュメンタリー」と高山さんの芝居を見に行くから
そのためにまずはこの映画を復習しとかないと、だから。)
がしかし、こっちの在庫はVHSのみ!おいおい!そりゃないでしょ!
せっかくだから、なんかもう一本ってことで。。。「人間の証明」をセレクト。
昨年?TVでリメイクされて竹ノ内豊主演で放送されてたでしょ?
これは松田優作の「本家」のほうです。
でも、やっぱしいいな、松田優作は。存在感ばっちり。
TVもいいなぁ。と思ったけど、やっぱこの本家のほうがいいよ。
「せつない」の深いとこまでいってる。と思うわけ。
松田優作の存在感っていったら、やっぱり「ブラックレイン」かなぁ。
ほとんど台詞ないんだけど。。。それがまた威圧感っていうか存在感をだすんだろうな。
聞いた話なんだけど、「ブラックレイン」に出演した日本人の俳優さんには、
監督のリドリースコットから、あなた方にはシナリオにある通りの日本語の台詞を
話してもらうけども、北米で上映される際、それには英語の字幕がつかない、
そのつもりで演じてほしい、との要請があったそうなんです。
リドリースコットといえば「エイリアン」
そうだ、マイケル・ダグラスとアンディ・ガルシアはヤクザの国、日本に来たんだった。
ヤクザ同士は意志疎通ができるが、我々には全く意味不明の言葉を話す。
「何言ってるかわからいから不気味」ってのはあるね。
日本という異境をエイリアンの国に置き換えると
「ブラックレイン」は「エイリアン」と一緒?(そんな単純じゃないか。。。)
でもそうだよな、マイケル・ダグラスの目の前で、
日本刀片手にバイクに乗りながら、サングラス越しにアンディ・ガルシアを
追いつめる松田優作を観たときは、さすがに日本人でも震えたシーンだったよな。
おっ、話が「人間の証明」から「ブラックレイン」