「地雷を踏んだらサヨウナラ」(浅野忠信主演)を観る。
なぜかVHS。先日も書いたようにこれしかなかったんで。。。
今更ながらオリハシが論じるまでもなく、
浅野忠信の迫真の演技に胸うたれる。
印象に残ったセリフ。
「オレの仕事は写真を撮ることだ。お前ら早く消化しろっ!」
これは韓国の武器密輸船に乗り込み、浅野忠信扮する一ノ瀬泰三が
再度アンコールワットを目指し、カンボジアへ入国する途中、
国境戦場で集中砲火を浴びる。
韓国のクルー達は必死に消火活動、がしかし泰三はそのさなかすら
シャッターを切りまくる。
極限状態でも尚、何かにとりつかれたかのように自らの職務を
まっとうする気迫。それは極限状態だからこそ、なのかもしれない。
強く伝わったのは、「オレはオレだ。お前はお前だ。」ということ。
それが正しいのか、正しくないのか?そういうレベルの話では、ない。
何がそこまで駆り立てるのか?
自分の命と引き替えにして撮影する戦場の写真。
一瞬、言葉を失うシーンも多い。
だが、一つ言えるのはとにかく「輝き」を放っている。ということだろう。
生まれながらに何かを背負っている現地の子供達から慕われ続けた泰三。
実はその「輝き」こそ人を魅了してやまないものなのだ。
それは今を生きる大人にも言えることではないだろうか?
いやいやぁ、それにしてもヘヴィーだけど、グッとくる映画見ちゃったな。。。
来週のドキュメンタリーと高山さんの芝居も楽しみだ。