昨夜は某会の前夜祭。六本木で飲んだくれるオリハシ。
ついついやってしまった。。。最初はサワーとかでかわいくやっていたんですが。。。
テレ朝のFさんが日本酒!っていうから。。。つい。
公私にわたりかなり突っ込みを入れられるオリハシ。。。たじたじっす。
で、今日12日は9時半、テレ朝前集合。そう、午前中だけ抜け出してました。
テレ朝見学ツアーですね、これ。その前夜祭だったわけです。
総合情報システム局長兼、編成制作局のFさんのはからいで実現しました。
10時からのサンデープロジェクトのリハーサル中。
おおおっ、うじきつよしだ。なんかいろいろ言葉をチェックしてますね。
結構、周辺も緊張した感じ。緊迫感ありましたね。
そして、よくテレビドラマで見られる裏側。。。
モニターがたくさんあって、1カメ、2カメ、3カメ、4カメとあってさ、
馬鹿でかいミキサーみたいなやつがたくさんあってさ、
その中央ではさ、なんか赤いカーディガンを羽織ったディレクターとか居そうな部屋。
あるでしょ?
初めて見た!
ちょっと嬉しいオリハシ^^;
そして、いよいよ生「田原総一朗」登場。
緊迫した空気の中、息を詰めるように一時間ほど見学。
以前、ラジオの時も思ったが、この空気の緊迫感は
やっぱり「物づくり」なんだなぁ。ということを改めて感じさせるには
充分なものだった。
その後、8F(だったかな?)の食堂にて、Fさんのメディア論の講義を受ける。
すごいよ。
だって「テレビジョンにおける時間デザイン~重層化メディア時代にむけての
番組設計論序説~」!ですよ。
送り手から受け手へ。という二項対立的な考え方ではなく
もっと円環的・重層的なソシオメディア論の考え方を。
というのが基本的な問題。
その内容は、とてもハイブラウ!で、オリハシが普段使わない
脳味噌をフル回転させても普通ならちょっと手に負えない。
がしかし、Fさんの非常に分かりやすい、示唆に富んだ語り口と
表現は「おおっ、そうか!」「そういうことだったのか!」
とオリハシを納得させるのだった。
実際「なるほどっ!」と膝を打つ場面の連続。
某IT会社の社長さんにはもったいなくて聞かせられないね。これは。
常々思っていることだが、難しいことを難しく話す人より、
難しいことを分かりやすく話す人のほうが賢い!とオリハシは思う。
わざと敷居を高くして話すなんて論外。なのだ。
1時間半のFさんの講義で、オリハシのアタマもかなり高速回転。
勝手に自分の世界で考えてしまうのはいつものクセなのだ。
あまり好きな言葉ではないが「消費者ニーズ」なんていう言葉がある。
つまり消費者ニーズを起点としたマーケットインの発想というもの。
作り手(売り手)が買い手のニーズを受信して送信する。
でも、Fさんの講義を拝聴し、帰りの東横線の中で思ったのはこうだ。
ニーズを起点とするが、合わせて独自性も提案する。独自性は発信だ。
「発信・受信、受信・発信」
そういった作り手(売り手)と買い手両者の主体的なメッセージが
加速度を持って交換される。
まさに重層的なお店を作れないだろうか?
オリハシがホームページやブログにおもしろさを見いだしたのは
実はそういった思いが潜在的にあったのかもしれない。
Fさん、今日はありがとうございました。