Styling log

2005年6月18日(土) 縁側で2年経ちました。

今日で、日記を公開し始めてちょうど2年。
BLOGのスタイルにしてから、あと1ヶ月半で一年。
年間の記事数は307~310。
ほぼ日刊である。
(正月3が日、木曜の休み以外はほぼ書いている。)
そもそも、友人の何人かから、
「オリハシ、今しゃべってること、日記にしてインターネットで公開したら?」
という飲みながらの会話から実現したこと。
んじゃ、ホームページにしちゃおう。というのが始まり。
最初のうちは、ビクビクしながら書いてるのがよく分かる。
我ながら恥ずかしいことこの上ない。
「お客さんに、ありがとう!」と言いたい。などど嘯きながら、
月日が経つにつれ、やっぱり自分がにじみ出てくる。
あとから考えたらやっぱり居酒屋のカウンター越しの会話なのだ。
そのカウンターには最初、10人くらいしか座ってなかった。
だから、時にはカウンターの外に出て、「まぁまぁ、一杯!」
なんて言いながら、隣に座って話しているような内容なのだ。
不思議なもので、自分が慣れてくるにつれて、
おっかなびっくり選んでた言葉からダイレクトな言葉を選び、
文章や言葉遣いが自分っぽくなればなるほど、
カウンター越しの人数は増えるばかり。。。
「あれっ?あなた初めての人?」という人が増えてくる。
本当に不思議だ。
恥ずかしいことだが、実際のお店の来店数がWEBの来店数を
上回ることは今ではない。(笑)
でも、このスタイルを続けていきたい。
「折橋」個人とNakool の「オリハシ」の中間。
「カウンター越し」とさっき書いたばかりだが、実は「縁側」みたいなものだ。
外でもなく、内でもない。その中間なのだ。
「Dinner Rush」という映画がある。
NYのトライベッカにあるレストランが舞台のお洒落なサスペンス映画だ。
そのレストランの入り口にほど近い場所には
ちょっとしたウェイティングが出来るBARがある。そこでアルコールを
飲みながら連れを待つわけだ。
そのバーテンはめちゃめちゃ博識で待っているお客を楽しませる技を持っているのだ。
もう4年も前になるがNYに行ったとき、ソーホーのやはり同じようなレストランに
いったら5.6人が座れるBarがあった。そこがウェイティングになっているわけだ。
そこは限りなく店の外に近い内側なのだ。
かっこよくいえば、「オリハシ日記」はそれだ。
なんだかしらないけど縁側に座ってファッションについて語っているのだ。
けっして独り言では、ない。
店の内側でもなく、まるっきり外側でもないが、
まぎれもなくそれがオリハシ自身である。
これからもさらに、もっと、根源的に洋服について、商売について、
人について、自分について、考えていきたい。

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VOICE of nakoolistお客様の声

折橋さんには公私共にお世話になっております。訪問時、仕事しているふりをして、いつも店内を物色しています(笑)。 最近のヒットはアタックの白タンク。着心地最高、形もマッチョすぎず丁度いい。着ると気持ちが引き締まる。これは2枚買いだったな…。皆さん、いいインナーを着ましょう!
東京都江東区、30代、会計事務所勤務、N様