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2005年6月27日(月) イメージとマネージ

元ラガーマン・オリハシとしてはやっぱり平尾誠二さんの本は
何冊か読んでいました。
平尾誠二といえば、そりゃ、もう、あーた!
伏見工業→同志社→神戸製鋼
とことごとく優勝に導いたミスター・ラグビーっす。
で、また容姿もね、かっこいいんですよ!いちいち様になる。
オリハシは特にね、平尾誠二氏の戦略的思考みたいなものにおもしろさ
を感じていたんです。
(当時は特に戦略大好き人間でしたから。)
でも、この本を読んでからは平尾さんの本は一冊も買ってません。
いやいや、別にラグビーが嫌いになったとか、平尾さんが嫌いになったとか、
そういうんじゃなくてね。
「イメージとマネージ」これって実は対談本でいわゆる共著なんですよ。
で、その相手が松岡正剛氏。
最初はね、誰だろ?この人。。。
だったんですけどね、だんだんと読み進めるうちにすっかり虜になってるんです。
そう、平尾さんじゃなくて、松岡正剛に。
おおっ?なんかこの人、すごいんじゃない?
つうか絶対スゴイ人でしょ!って具合でした。
松岡正剛に出会った本です。これ。まぁ、ほんとのライフ・ログ的本ですね。
オリハシがラグビーをなんで好きか?っていうと
「野生」と「知性」が同居するスポーツだから。
特に、過渡的で、編集的な競技だから。
ルール変更なんかしょっちゅうだし(笑)
オリハシがやってたころはトライ4点でした。
そういう未完な部分が好き。
「イメージとマネージ」の中で特に覚えてるのは
オフサイドってルールを大絶賛してるんです。
これについては中村敏雄著「オフサイドはなぜ反則か」という本があります。
これは松岡正剛氏のWEBSITE「千夜千冊」の679夜を読んで欲しいですね。
球技の特性をこのような視点と文脈で書いている文章を
オリハシは寡聞にして知りません。
最近、なんだか問題もあったし、同じフットボールでもサッカー全盛時代だし、
ラグビーって肩身が狭いじゃないですか。
だけどね、いかにラグビーが知的でおもろいスポーツであるのか。
っていうのが分かりますよ。
(もちろん「イメージとマネージ」でもそういったことに触れてます。)
やっぱり、こういう知の巨人みたいなかたに語ってもらうのがいいです。
サッカーファンはもちろん、球技をかじった人には
是非とも読んでもらいたいですね。
え?「イメージとマネージ」?
じゃなくて松岡正剛の千夜千冊679夜です。
あらあら、2回もリンク貼っちゃって、これじゃ「イメージとマネージ」を
紹介してるんだか、千夜千冊を紹介してるんだかわかんないですね。
でも、この本に出会わなかったら、
松岡正剛著「知の編集術」にも出会ってないし。
やっぱり自分にとっては貴重な一冊ですね。「イメージとマネージ」は。

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