先週のRecommendation で紹介した総柄のタンクトップ。
これ思った以上に人気。特に茶系のほうね。
アインシュタインもさぞかし。。。と言いたいところ。
朝日新聞の日曜版、「アインシュタインのつぶやき」という
コラムがある。オリハシはこのコラムがわりと好き。
アインシュタインは極度の靴下嫌いだったらしい。
ホワイトハウスの招かれたときも穿いていなかったらしい。
そもそも、服装にもこだわらなかった。
彼の言いぶんはこうだ。
「包み紙のほうが、そのなかに包んである肉よりよかったとしたら、
悲しいじゃないかね。」
この意見にオリハシは全面的に賛成する。
流行を追いかけ、世の中の上っ面をすくい上げて商売にしている
自分はあまり好きではない。
ことわっておくがオリハシの商売はそういうことでは、ない。
そこには「方法」の魂がない。
「方法に魂を込める」のがオリハシ的商売の本質なのだ。
自分だったらどうやって着てやろうか?という思考がなく、
あの人にどうやって着て貰おうか?という思考がなく、
あの人だったらこうやって着るだろうな。。。という想像力がない。
いくら売れようが、そんな店ならやらない方がましだ。
本質的に中身が大事だ。
そう思う。だからこそ、いつも自分自身危機感を持っている。。。つもりだ。
人間的に成長する。
なんてことを言い出すとちょっといやしく、野卑に聞こえるかもしれない。
でも、それなしに服を通して商売することこそ、アインシュタインのいうように
中身が伴わないことだし、野卑なことだ。
洗練と野卑の絶妙なバランス、それここそ「粋」のことではないだろうか?