「そんなんダメっすよ~、こう着るんです!」
「で、ベルトはこうです!」
とある代官山のショップの店員さんに言われたらしい。
(A会計事務所のS 君、またまたネタ使わせて頂きますね。)
似たような経験はないだろうか?
僕にはある。
その昔、大学生のころ、当時まだ親父がやっていたNakool に
買い物にいった。
と、そこに某メ-カ-(今は取引ありませんが)の営業マンが
親父と話していた。(少なくとも商談には見えなかった。)
オリハシがキョロキョロと品定めをしてると、その営業マンが
こう言い放った。
「ダメダメ~!Gパンは501だろ。で、ボタンダウンにあのB-3を着なきゃ!
それが大学生のファッションだろ!」
「ふ~ん、そうですか。」
他のショップでも、似たような話型を聞いたことがある。
どうもこの感じが好きじゃない。
「語り口」が気に入らない。
服、そのものではなく、そのコンテンツの「差し出し方」が
僕の疳に障る、と申し上げているんだね。
今の服の着方や流行には「正解」があり、それをお客様は知らぬであろうが、
「私」は知っているという話型。
これにはもううんざりだ。限度を超えてるよ。
もちろん、どのようなショップでもこの話型を採用しているし、
「あなたが知らないことを私は知っている」というプレゼンテーションの仕方が
ビジネスできわめて効果的なものであることを知らないわけじゃないよ。
むしろ以前の会社の時は、馬鹿の一つ覚えに多用してたし。。。
今だって使うよ。
でもね、こういう「技」はピンポイントで「ここ一番」というところで決め打ちで
使うからこそ効果的なのですよ。
のべたんでどこのSHOP入っても「オレは正解を知っている」という
ワーディングが聞こえてくると、さすがにうんざりしてくるよね。
多少若く見えても30歳を超えた男に、
超ゆるいパンツの穿き方で、ベルトを引っかけ気味で。。。
なんてやってはね、ダメでしょう。
その人によって、あてはまるモノとあてはまらないモノがある。
その場合に、適用を自制するというのはたいせつなマナーだと思うんだけど。。。
それはディスプレイやそのSHOPの服が語ること。
もちろん、SHOPの販売員も予算を与えられてるわけで、
次々と来客する人にマシ-ンのように「ピンポイント」を連打するのはありなわけです。
だけど、それによって、その一言によって、
「けっ!もういいよ!オレは服なんて!」と二度とセレクトショップの
敷居をまたがなくなる男性が出現することを想像できる販売員がいるだろうか?
結局、「明日のステ-キより、今日のお茶漬け」か。
こういった話を聞く、また自分で書きながら自省するのであります。
さて、
A会計S君、
先日のL7 REAL HIP のWジップパ-カ-(¥18690-税込)
の着心地はいかがかな?今日、あのパ-カ-見事完売であります。
やっぱり今月購入しといてよかったですね。
ライブで着るときは連絡ください。撮影にいきます!