Styling log

ここんとこ連続だなぁ。。。
何が？
いやね、「WEBを見てきました。」「HPを見て。。。」というお客様が。
めちゃめちゃ嬉しいな。ほんとに。
（厚木のT下さん、ありがとうございました。
きっと今日も読んでてくれていることでしょう。）
で、今日も。。。
東京都某区よりはるばる。。。
L7 REAL HIP のファンなようです。

今週更新したばかりのロ－ライズなワイドバギ－パンツを。
光沢感のあるストレッチ混のコ－デュロイ素材を使用しています。
（￥17640-税込）
トップスはタイトめで着丈が短めのものを合わすとバランスがいいでしょう。
全体として▲の形を作るのは基本です。
そうだよな、メンズでこの手のパンツってあまり売ってないよね。
（今日はありがとうございました。エルセブンで欲しいのがあれば
連絡ください。）
でもあれかな。
けっこう黙って店をのぞきに来てる人も多いのかなぁ。。。
そう思うとなんだか緊張してくるな。
そもそもね。
見立てとしては、「ステ－ジ」であり、「縁側」なんだ。この「オリハシ日記」って。
昔、オヤジが言ってたんです。
「カジュアル・ステ－ジ」なんだって。
以前のNakool を知ってる人だったらわかると思うんだけど。。。
テント下の煉瓦部分の入り口あったよね？
あそこ自体をステ－ジとしてね、自分自身をも演じるみたいな。
きっとオヤジはそう思っていたんだと思うんですよ。
でもさ、あの法政通りの前で、自分がペラペラとしゃべり出して
演説するわけにもいかないじゃない？
だからね、オリハシとしては
「おい、兄ちゃん、ちょっと待って！
まぁ、この縁側に座って、おいらの話でも聞いてってよ！」
っていうのをWEB上でやりたかったんです。
見知らぬ人がいろいろ通行していくわけど、
幸いにしてオリハシのくだらないト－クにつきあってくれそうな友人や
仲間や、お客さんも何人か想像できたから。。。＾＾；
ま、やってみるか。的勢い。
実はこのヒントを得たのはね。
古舘伊知朗さんの「ト－キングブル－ス」だったんです。
かなり前なんだけど、年越しライブをやったんだよね。「ト－キングブル－ス」の。
で、銀座「三越」のショウウインドウの中で２時間以上、古館さんが
ひたすらしゃべり続ける。
ゲリラライブだから、道行く人は最初、「なんなんだ？」的反応。
だけど、どんどん古館さんのト－クに引きずり込まれていくんですよ。
で、年明けごろには銀座「三越」ショウウインドウ前が群衆で真っ黒。
道りを行く車の中からも「何やってるんだろ～」的に見るから大渋滞。
ショウウインドウの中をト－クのステ－ジに見立てたんだね。
そのときオヤジの言葉も思い出したし、
「あぁ、こういうことが出来ないかな？」って思った。
対面の販売だけじゃ、「話足りない」ことが多かったから。
実は対面の販売って「聞く」ことがメイン作業だったりする。
やっぱりたくさんいろいろと聞いたらね、
おかえしもしたくなるでしょ。
それは服の話にとどまらない、様々な興味あることを。
もちろん「ありがとう！」だっていい足りない時もある。
もちろん古館さんほど饒舌じゃないし、文章だってうまいとは思わない。
ただ一つ。
「続けること」は昔から得意だ。
それに仕入れる服にはひとつひとつ思い入れもあるし。
ひとつひとつにささやかながらスト－リ－が、物語があるんだ。
「服」はものを言わないけど、幸いにしてオリハシには口もあるし、
発信する手段がある。
だから今日も目に見えない通りすがりの人にしゃべりかける。
ささやかな、とてもささいな物語を服に添えるように。
「ファッションってけっこうおもしろいんだよ」と。