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2006年1月27日(金) 近藤佑子・リ-ディングプレイ「お兄ちゃんの樹」

「あっ、そう言えば[お兄ちゃんの樹]を一度観たいんだよね~」
「今度、1/26演りますよっ、観に来てください!」
「え?それって何曜日?」
「え~っと、木曜です!」
「おおっ、絶対に行くよ!」
年末のMidniteでのことだった。
その日は、オリハシが敬愛してやまない高山広さんの
一人芝居ライブだった。
高山さんのお弟子さん(!?)にあたるのか。。。
女優、近藤佑子さんとそんな会話をした。
酔ったときの約束はなるべく守りたい。と思うオリハシ。
(シラフの時も守った方がいいに決まってるけどね。)
行ってきましたよ。
京王井の頭線「明大前駅」徒歩2分、「キッド・アイラック・ア-ト・ホ-ル」まで。
開演30分まえ、地下のちょっとコジャレた喫茶店を覗くと
そこに高山さんを発見!
「高山さん、どうも!」
高山さんも、びっくりした様子だったが、がっちりと握手。
今年もよろしゅう的挨拶を交わし、2Fのホ-ルで開演を待つ。
そうなのだ、「お兄ちゃんの樹」はもちろん、作・演出:高山広なのである。
それを近藤佑子さんがリ-ディング・プレイという形式で、
ようは、朗読するような形式で演じるわけです。
若い夫婦が子供の誕生記念に植えた一本の樹。
しかし、間もない子供の死に、ひとり残されたこの「記念樹」の
苦悩から描かれます。
存在の意味、生きる意味とは何か?
絶望していく一本の樹が、他者から必要とされていることに
気づき再生していく。
とにかく生きること。そこから意味が立ち上がるのだ。
しかし現実の世の中は暗い。
それでもしかし、こんな時代「だから。。。」ではなく、
こんな時代「にもかかわらず。。。」そこに生きる強い思い。
小さなイメ-ジだった近藤佑子さんは舞台の上では
それの比ではなく大きく迫り、大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちる。
「あなたはやっぱり女優だったんですね、近藤さん。」
最後の台詞。
「それがどうした!」
にはやられました。
帰りしな、近藤佑子さんと高山広さんとがっちり握手で帰路につく。
「ミッドナイトで再会しましょう。」と。
(NALUさん、明日は行けないけど、来月こそは。)

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アメリカ留学中、ナクールのファッションがきっかけで話しかけられたり、カッコイイ服!と褒められたりして、貴重なコミュニケーションの道具の一つになっていました。 おかげで、卒業間際には、the coolest international student(最もカッコイイ?留学生)の受賞も...
東京都、40代、外資系マーケティング部勤務、O様