「ポテト・スープが大好きな猫」
作:テリー・ファリッシュ 絵:バリー・ルート
訳:村上春樹
絵本だ。
別に村上春樹訳、だから。というわけではなく、
こういう絵本をプレゼントされたり、逆にプレゼント出来るっていうのは
とても、とても、素敵なことだ。
そう思う。
子供から大人まで楽しめる絵本なのだ。
絵本を楽しめる大人。ちょっと余裕を感じないだろうか?
少なくともオリハシはそう思う。
こういう絵本に共感してくれる、いや、感じてくれる大人がオリハシは好きだ。
いや、
もっといえば、他人はどうあれ、自分は感じることの出来る大人でありたい。
と、密やかに、野望を持ち続けている、青臭い男なのだ。
それでもいいじゃないか!
昨夜のモネの話じゃないが。。。印象を受け止めて、印象を表現できる。
という状況にいられる自分は幸せなんだから。(勝手な妄想かも知れないが。。。)
感じて表現する。
「ポテト・スープが大好きな猫」はあまり多くを語らない絵本だ。
感じて、受け止めること。
それ自体、一人一人に託されている。そういうことなんだ。