決してボクサーの手ではない。
あるいは、「手タレ」な人でも、ない。
仕事人の手、ではあるが、まだまだ「駆け出し」という言葉がピッタリハマるのだろう。
マッサージを施す人が、自分も人からのマッサージを欲してしまう。
という現象は世に多く見受けられるのではないだろうか?
いや、かくいう自分とて、だ、
買い物をしながら、とても感じの良い接客を受けると
「うん、そうだよ、それそれ」と思わず、笑みがこぼれてしまうのだ。
が、彼の場合、自分の指を自分でマッサージすると、マッサージしてる方の手が凝ってくる。その手をマッサージすると逆の手がまた凝ってくる。
という袋小路に迷い込んでしまうわけで。。。
察するに相当つらいよな。
痛々しい。
いや、その話じゃなくて、手にしてるウォレット、財布のほうです。本題は。
水洗いしたレザーをクロッキングで叩いたり、ナイフでカービングを施して仕上げた全行程すべてハンドクラフトな財布です。(EL CAMINO ¥19950-税込)
一日にいくつ作るんだろうか?
毎日、毎日、作って飽きないのだろうか?
きっと手が凝っているんだろうな。。。
今の彼なら、そこまでの想像力を働かすことは難しくはないはずだ。
Tanabe くん、いつもありがとうございます!
思わず、このウォレットに痛々しい手がのびましたね。
さすが。