たぶん、ずっと以前から欲しかったんだと思う。
給料を引き出すときの感覚すら伝わってくる。
彼が穿いたこのTRUE RELIGIONはきっと思い出の一本になるはずだ。
Tanabe君、
今月も(笑)、ありがとうございます!
流行ってれば、何でもいいのか!ってそういうことじゃない。
右から左にモノを。。。レジを通すだけのお店が多いから、
パーソナルスタイリストなんていうスタイリングサービス事業ビジネスが生まれちゃうんだ。本来、それは小売業の、販売のコアでディープで、もっともクリエイティブな仕事であるはずだ。
そうじゃないのか?
オリハシはそう思うし、ナクールはそのスタイルで33年間やってきた。
店と店員が「個人としての客と接していない」
大手チェーン店の一見丁寧そうな態度の店員達が見ているのは、
私という個人ではなく、「消費者」とか、「客」という何だか訳の分からない概念的なものだけなのだ。
別に義理、人情的なこゆるい話をしたいわけじゃぁないぜ。
誰でも代替え可能で、均質的なサービスと効果を生み出すのが「ビジネス・モデル」だとするならば、オリハシ個人にしか出来ないものがオリハシのビジネスモデルだ。
マネはさせないし、マネしたいとも思われないようなニッチかもしれない。
だけど、それでもしかし、
一方で、自分が客として、例えばなじみのお店に行ったとき。。。
「なんだか、オレもいい仕事しちゃったかな」って客の立場で勝手に思えるのは店員とこちらのお互いの人生が、適切に交差しているからなんじゃないだろうか?
十代後半の、高校生、大学生のころから、買い物に来てくれているTanabe君が自らの給料で「TRUE RELIGION」を購入したとき、生意気にもこんなことを感じてしまった。