何かを表現する人。
またそれで生計を立てている人は一度は経験している思い。
「なんか自己満足なんじゃないか?」
「相手(見る人)がどういうものを感動するのか?」
「人が見てどう思うのか?」
そういう思考にいたるケースも多いのではないでしょうか?
オリハシの場合を話そう。
よく若い子に「コンセプトは何ですか?」と問われます。
「え?コンセプト?オレだな。」
と即答する。
結局自分ですかっ!とお叱りを受けてしまいそう。。。だがしかし、
それに「共感」されなければオリハシの場合達成感はゼロなんです。
そこに「交換」がなければ、オリハシ自身が満足しないんです。
そんなに個性的じゃない。という自分の思いとは裏腹に
個性的な服をやってるね。
とも言われるし、
また逆に「売れそうな服」(流行ってそうな。。。という意味)がそろってますね。
と言われることもある。
そんなのは受け取る側によってまちまちなんですよ。
年代、性別、によってかなり落差があるのは事実でしょう。
オリハシ自身は個性や独特という言葉にどこか「孤立」を感じます。
逆に
「売れそうだね」という言葉に世間への迎合、ミーハーな自分を感じます。
このどっちつかずな感覚が自分は好きなんです。
行ったり来たりしていいんだとオリハシは考えるのです。
11年も前の話になるが、就職活動の時に訪問した会社の一つ、
サンエー・インターナショナルという会社。
(知ってる人は知ってますね。)
そこの人事の人の言葉は今でも覚えてます。
「この業界は、そこそこにミーハーでなければならない。」
うむ、
オリハシもまったく同意します。
昔から放っておくと「ミーハー路線に流れる方向」でしたから。。。
ミーハー路線に行きすぎてしまうときは個性に走ります。
でも、「おいおい、そりゃないだろっ」というのは
オリハシの好むところではありません。
そうやってオリハシは他人との比較の中で
世の中との距離感や人との温度差をいつも確認しています。
「独特だけど、まともだよね。」
言ってみたらそれが「オレ自身が目指してるところ」で
かつコンセプトかもしれません。
え?ちょっと弱いんじゃないかって?
いいんです。
ちょいズラシがかっこいいんです。
強がりは嫌いです。