昨日の午前中は電話ばかり。
プロバイダーのサポートセンターのオペレーターさん
とのやりとり。
子機をスピーカーにしたまま他の仕事をやりつつ待つこと数十分。
「おっ、つながった。」
一昨日の夕方から接続不能になったこと。
モデムは初期化して設定し直したこと。
モデムのランプの状況説明。
を端的に話す。
実はおとといも同じサポートサンターに電話していたので
ここまでは同じ話を繰り返したわけだ。
ここからのオペレーターさんの対応が違った。
何が違ったか?
丁寧さ、う~ん、それは両者とも丁寧だった。
電話を切ったときの後味とでも言おうか?
一昨日のときは、なんとなく自分がいけないのかな?
としょんぼりして電話を切ったわけだ。
結局は様子を見てください。で一蹴されたからね。(笑)
つまり。。。
それは「モデムや設定等の問題ではなく」つまり
「言い換えればプロバイダー側の問題じゃなくて」
「電話回線そのもの」
あるいは壁伝いに引っ張ってきているラインにどこか損傷が
あるんじゃないか?
と思わせるものだった。
確かに。
オリハシの勝手な線引きで言えば、
電話回線そのものならば、NTTが近くで何らかの工事をしたとか、
そういうことか。じゃ、NTTに聞いてみようか?
あるいは。。。
そこからモジュラージャックを引っ張ってきたとこが問題なら
電気屋さんに依頼した方がいいのか?
とオリハシにも選択肢が出てくる。
で、昨日、再度チャレンジしたわけだ。
で、そのサポートセンターの彼女は
まず、オリハシと共に設定からやり直すことからはじめた。
なるほど。
原因はわからないけど、出来ることは初歩的なことからすべて
やりましょう!
という彼女の姿勢が電話越しに感じられた。
そして、ついにスプリッターを一度外し、直接モデムとモジュラージャックを
つないでみましょう。というところにたどり着いた。
ここで、この子機の電話は通話できなくなるので
いったん切らなければならない。
一昨日の人はそれをやって様子を見てください。
と放置プレイよろしくだったわけだが、彼女は違った。
オリハシの携帯番号を聞き、かけ直すとの指示だった。
ほう、
(昨日もこれやってダメだったけど、そこまでいうならやりましょう!)
という気持ちになった。
電話を切って待つこと数分、なんと長かったことか。
プルルッー、携帯がなる。
オリハシは開口一番、こう切り出す。
「あぁ~どうも、これで電話かかってこなかったらどうしようかと
思いましたよ~あはは(笑)」
彼女のほうも「あはは~(笑)それはありえませんよぉ~」
「で、残念ながらモデム状況は変化なしなんですよ~あはは(笑)」
「あは、(笑)やっぱりそうですかぁ。。。」
もうここまでくると笑いが出てくる。
で、2.3分、誰かの指示を仰いだのだろう。
回線が不安定なので、こちらの方で回線を調整します。
モデムの電源は切らないでそのままにしておいてください。
2、3日かかるかもしれませんので、その間はすみませんが。。。
2.3日後に状況が変わらなければまたこちらにおかけください。
とのこと。
え?回線を調整する。
なんだそれ、そんなことできるの?
できるらしい。
オリハシは最悪のことを考え、月曜日、再度電話し、同じ話をして、
同じ作業を繰り返すのは、とても辛いんです。
ということを丁寧に申し上げた。
「回線調整して貰っている旨を言えば、すぐにオリハシさんの状況が
わかるようにしておきますのでご安心を。」
なるほど。
では、その回線調整とやらに期待して(笑)
電話を切ったわけだ。
やるだけやってくれたみたいだな。
という印象が電話をきったあとに押し寄せてきた。
午前中はこの作業につぶれてしまったが、
気持ちのよい午後を向かえることができた。
電話のオペレーターという仕事も大変だよね。
日々、電話に追われるわけだから、
ほぼ、クレーム的な内容だって多いだろうし、
激情的になって電話してくる人もいるだろう。
顔が見えないから余計に顔が見えてしまう。
とうのが電話の世界じゃないだろうか?
午後3時過ぎ、モデムのPPPのランプがついているのに気がづき、
復旧したわけだが、その原因が回線調整によるモノなのか、
どうか?はオリハシが知る由もない。
それよりも一緒に悩み、困った顔が浮かんだことが
好印象だった。
顔の見えないサービスにも
「顔の見える接客」はあるのだ。