これは友人tonuki氏から借りた一冊。
千円札は拾うな。
安田 佳生
サンマーク出版
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「これ、オリハシっぽいよ。」と渡される。
ではでは読んでみましょう。
ということに。
「ふむふむ。。。」風呂の読書タイム、一時間で完読。
「千円札は拾うな。」
実はこの本の存在は知っていたが、
こういうキャッチーなタイトルの本を買うことは
極力避けている。
特に理由はないけどね。
別はオレは拾わないけど。。。って感じだし。
読み進めると、なるほどね。
驚愕の経営手法が書いてあるあけじゃない。
けど、そのキモチはわかるぜ。
というフレーズが所々に出てくるんだな。
一番、グッとキタのはこの一節。
「自分の給料を下げる努力」をする。だ。
え?どういうことか?
自分が成長し、自分がその仕事のキーマンになったら、次はメンバーを育てて、自分がいなくても
出来る状態を作ることが必要なのだ。その「自分がいなくてもいい状態」、つまり自分が不要な
状態を作ること、これこそが「給料を下げる努力」である。
(中略)実際には、自分の給料を下げる努力をした人の給料は、さらに上がってしまうのである。
うん、これは著者が自分で実践してきたからこそ出てくるフレーズですな。
なかなか言ってくれないぜ、これを。
例えば、
「オリ、オーナーとして人を育てるっていうのもいい仕事なんだ。」
ぐらいのことは言う人は多い。
がしかし、このフレーズまではなかなか出てこない。
これは実際にやりきった経験があるからこそ言えるフレーズですよ。
言ってみれば、商売人から経営者への道だな。