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結婚します！
いや、正確には昨日２２日に籍を入れたので結婚しました。です。
唐突に、何の前触れもなくすみません。
いや、一部の方々には話していたし、察しのいい方は以前の記事で
「もしや？」と思われていたのではないでしょうか？
幾人かのお客さんに話したときのリアクションはおもしろかったですね。あぁ、もうちょっと一緒に遊んで欲しかった。。。みたいなリアクションも多かったです。
いやいや、わたくしもう３４歳ですよ。（笑）
もちろん、いい年齢だからという理由で結婚に至ったのではなく、
いい女性だから結婚したのです。そこのところをお間違いのないようにね。
あせらず、マイペースで長く待ったかいがありました。自慢ではありませんが、とても感じのいい、すばらしい女性です。
何か聞きたいことあります？
えっと、月曜日に引越してきたのでもう一緒に暮らしております。
まったく畑違いの仕事をしてるのでナクールには出てきませんよ。
でも土日は、ふらふらっと店に降りてこともあるから運がよければ会えます。いや、すでにこの界隈の居酒屋で二人でいるところを目撃されているかもしれませんね。
実は彼女はオリハシと出会うまえからナクールのことを知っていました。
「あぁっ！あそこかっ。いつもいい音かけてるよね。」って言われました。（笑）HOUSEつながりですな。
昨日は午前中に彼女の実家まで迎えに行き、そのまま武蔵小杉まで戻って中原区役所へ。入籍の手続きを済ませ、その足で津田山にある父のお墓にいきました。
父の墓前に立ったとき、父がよく言っていた言葉を思い出しました。
「自分のためにがんばれっ、オレは自分のために仕事をしている。」
とよく父にいわれたものです。
でも、ストレートに自分の為って言われてもどこか腑に落ちないところがあったのを憶えています。
自分のためだけにがんばるのって限界があります。
「労働するモチベーション」って自分のためだけでしょうか？
「労働市場における自分の価値を高める」とか
「あの人よりは自分の方が高給だ」とか
「自分の方がプレステージの高い仕事をしている」という
比較意識がモチベーションを維持するかもしれないけど、そーいうのってどこかへ消えちゃうもんです。
一生やり遂げるべきナクールでの長い時間は
自分自身で自分の労働に意味を与えなければならないんです。
「自分たちの労働成果を享受している他者が存在する」
それが最大のモチベーションになる。ということを親父は言いたかったのでは？と思います。
「誰かのために、家族のために、お客さんのために。。。」とは誰でも言いやすいことですが、それゆえ薄っぺらに聞こえてしまうケースもあります。そうではなく、「誰かのために」と思うことがひいては自分に為になる。ということを父は言いたかったのだと思います。
一回半ひねりですな。
商売は大変なことのほうが多いです。胃が痛いことも（笑）
それでも、彼女のためにがんばろうと決意しました。
二人で乗りきっていこう。と。そしてそれに同意してくれた彼女にとても感謝しています。
結婚を機にナクールがどうのように変容していくか、どうぞ皆さん、見届けてください。もちろんお客さんとして関わりながらね。
無我夢中で、いろんな矛盾を抱えながら商売していこうと思います。
それでもなかなかうまくいかないことも多いと思います。
そんなときはガンジーの言葉ですね。
「良いことはカタツムリの速度で動く」と。
そう、あゆんでいくのです。
PS：このエントリーで初めて知ったよ。という友人の方々、お客様、及び懇意にしているメーカーの方々、報告が遅れちゃって申し訳ありません。
というわけで、コメントたくさん受け付けますよ。答えられないモノは直メールで。。。（笑）オリハシ