Styling log

昨夜、とある「創業支援セミナー」で当社のHPが紹介されたので、初めてこのサイトを訪れた人も多いと思います。
なので、今夜は一つのSHOPの経営者としてこのサイトをどういう位置づけにしているのかを綴ってみたいと思います。
講師の彼は勢い余って、「店長は１０年くらい毎日ブログを更新してます。」と言ってましたが、オリハシがこの「ｵﾘﾊｼ日記」を公開しだして来月の6/18で丸４年で、５年目に入ります。ほぼ日刊で更新です。１０年はちょっとサバ読み過ぎですね。（笑）だってオリハシがナクールやって９年目ですから。。。
このやり方が儲かるかどうか？と聞かれたらオリハシはその答えに窮してしまいます。
ただ、お客さんが喜んでくれればいい、と、あるいはパソコンの前で、ニヤっと笑ってくれればいい。と考えています。
お客さんに媚びてるでしょうか？
うん、あるいはたしかにそういう側面もあるかもしれません。
でも、もっと言いましょう。
このオリハシ日記を読んで、わたしのごく個人的な考え方や大袈裟に言ったら生き方みたいなモノが伝わり、読んだ人が「よし、オレも明日からがんばろう！」そー思ってくれたら。と考えています。
そしてホームページから初めてナクールを知った人は、「なんかこのオリハシって人、おもしろそうだな。」とか、「今まで洋服って興味なかったけど、この人からだったら買ってみたいな」と思ってもらえたらいいなって勝手に思っています。
カテゴリーに本や映画や音楽やお気に入りのお店などがあるのはそのためです。
特に、「お気に入りのお店」は地元のお店を紹介することによって、武蔵小杉っておもしろそうな街だなって思ってもらいたいのです。実際にオリハシはその店のヘヴィユーザーだったりします。
モデルになってもらってるお客さんには逆にナクールにとってそんな一端も担ってもらってるわけです。本当に有り難いと思ってます。
内的には喜んでもらい、かつ、外部はからおもしろそうだな。という契機を作り出す。それがこのサイトの役割です。
それが長期的に見て、お店の「こやし」みたいになるとわたしは信じています。
「インビジブル・アセット」ってやつです。
でも、短期的にこの手のブログを使って稼ぐことも可能みたいです。
少なくとも２年くらいでその手のカリスマみたいにマスコミに紹介されたり、実店舗も数店舗に拡大した女性社長もいます。そーいうブログを見ると、自分自身はまだまだだなぁ。。。と思うと同時にこんなに時間かけて「オレは何やってるんだろう？」とか「やっぱり商才ないのかな？」と自己嫌悪に陥ることもたくさんあります。
そう、たぶん、そーいう才能ってないんだと思います。
凡人なんでしょう、わたしは。
世に言う成功している、あるいは稼いでいる経営者と比べて、ある種の独特なバイタリティみたいなものって自分にはいささか足りないような気がいつもしています。
だけど自分が昔から一つだけ得意としていることは
「一度、何かをはじめたらなかなかやめない」
ということです。
しつこいんです。そのてんにかけての才能はあります。
それしかないんです。
その原動力はやっぱり自分で楽しもう！おもしろがろう！ということに尽きます。そして、自分の殻を少しずつでも破って自分自身を更新していこう、と。小さな目標をちょっとずつクリアしていこう、と。そう考えています。
幸いにして、この「ｵﾘﾊｼ日記」を始めてから、よりナクールファンになって頂いたお客さん、たくさんいます。
ハガキを書くとき、メールを送るとき、一人一人の顔がばっちり浮かびます。武蔵小杉を離れても遠方より来てくれるかたもいます。
また、「ホームページを見て来ました。」というお客さんも一月に何人かいます。そーいうお客さんが、その後も２回、３回と足を運んで頂けるのは本当に嬉しいものです。また一月に数人は全国から通販の依頼も来ます。
そういう一つ一つの事実がわたしをさらに突き動かします。
結果、このホームページは「小さな成功を積み重ねている。」と言うことができそうです。
しかしながら、そういった事象と「それって儲かるの？」という問いは別の次元の話なような気がしますね。
正直、よくわかりません。（笑）
でも、いいじゃないですか、
昨夜の一人目の講師のお題は
「～サイト管理者からみた～失敗しないサイト」ですから。
少なくとも失敗はしていません。
楽しいですよ。