本日は午後展示会のため外出、代官山から青山まで。
エルセブンも秋冬もの一回目の展示会でした。
今度の秋冬でL7 REAL HIPも取り扱って5年目です。
すっかりファンもついてなんだかナクールのメインブランドみたいですね。仕方ない、オリハシが好きなんだから。
実はL7 REAL HIPのブランド名の由来って?
オリハシが勝手に思ってたのは、「HIP」は先端のとか、すばらしいとか、かっこいいとか、粋な、とかそーいった意味があるから、まぁ、「本当にかっこいいものをめざす。」とか、そういった感じかな?と勝手に思っていました。(笑)
で、今日、展示会場の資料ファイルを覗くとなんとその由来が書いてあるじゃないですか。
「あれっ?オリハシさん、知らなかったんですか?」と営業に突っ込まれつつ目を通す。
「なるほどね。納得」
L7(エルセブン)とは1950年代のスラングだそうです。SQUARE(正方形)の事を言います。
「?」
どういうことかって?Lと7を組み合わすと、□(SQUARE)になりますね。
真面目で実直な人のことを少し小馬鹿にしてL7(エルセブン)と呼んだそうです。
REAL HIPも上記と同時代のスラングで、COOLだ。という意味だそうです。
SQUAREな人とは、つまりエルセブンな人とは、対極にいる人の事を言うんですね。
「真面目に、実直に、時流の先端をめざす。」
というのがL7 REAL HIPなんだそうです。
いいじゃん。すごくいいと思う。
対極の意味を持ってくるところが。対極するものは対立することも多い。
しかし、対立するものを対立したまま両立させる。
というのはファンションに置いてとても重要なことだとオリハシは思っている。何故か?はよく分からない。直感的にそー思うだけだ。
たぶん、対立があるときのほうが、いろんな意味合いで「活性化」が生まれるからだと思う。弁証法的考えってまさにそのプロセスだね。
両極の対立することからくる葛藤が「かっこいい服」を生み出す。と。
オリハシはそんな風に思うわけだ。
「矛盾」という言葉がある。
「矛盾を矛盾のまま、矛盾なく受け止める」
確か、作家の塩野七生さんの言葉だったと思う。
生きる上でもそんな風に生きれたらかっこいいなぁ。。。