先週の土曜日、2日の夜、先輩O氏から驚愕のメールが届く。
「おい、イエローが6.21に閉店だって!」
立て続けに翌日、B君からもメールが。。。
タイトルは「大変です」(笑)
「YELLOWが6月で閉店というニュースが。。。ビル解体に伴う立ち退きだそうです。。。と」
うん、まさに「EMMA HOUSE」はどこへいく。である。
ついさっきNakahara君が来たのでそのニュースを伝えると、やはり残念そうな表情。。。彼は昨年Yellowに初参戦したばかりだった。
スカーゲンの時計、お買い上げ頂きました。
ちなみにジャケットはMANIAC WORKS。
HOUSEミュージック・ファンにとって、西麻布YELLOWはほとんど奇跡的な箱だったと思う。何と言っても16年間続いている老舗だ。
ageHa。。。う~ん、新木場は気軽には足が向かない。
womb。。。いいんだけど、ちょっとな。。。
やはり、あのYELLOWの分厚いビニール製の「暖簾」のようなものをくぐり抜けて入るあの薄暗いフロアが、いいよ。
爆音がいいのだ。
O氏曰く、「あのYELLOWの堅い音がいいんだよ!」と豪語していていたのが今はよく理解できる。
天井が低めで、DJブースに向かって、やや右よりにデカイ柱があって。。。
タバコの煙か、スモークなのかわからないくらい空気が淀んでいて。。。床はところどころ滑って。。。
あの螺旋階段で座り込む人、(Danny Krivitはあの階段から下りてきた。)後方の馬鹿でかいスピーカーの横で休んで寝てる人(笑)
「あっ、空いてる?」と思っていくと、鍵が壊れてつかえない階段下のコインロッカー。。。馬鹿デカイ、カーキ色のズタ袋に入れて預けるクローク。(このズタ袋がNYっぽかったりする。)
なんか薬っぽい味がするテキーラやショットガン。。。はっきり言ってあまり美味しくないが酔えるのだ。
そう、生ビールを分厚いタンブラーグラスで今でも供給してくれる数少ないClubだ。そー言えばカクテル系もプラスティックのグラスは見たことがない。
あぁ、あの大晦日に無料で振る舞う樽酒も忘れられない。。。
そんなYELLOWがあと4ヶ月で閉店なんて。
オリハシだけでなく、オリハシの奥さんにとっても、とてもとても思い出深いハコなのだ。お互い、あのときの「Call On Me」は生涯忘れないと思う。
先輩O氏とはこの10数年何度となく繰り出したClubだ。2人の時あり、連れがいて4人の時あり。。。幾度と無く盛り上がった。
酔ったO氏とはロッカーを共有してはいけない。という鉄則については、実感として、そして経験則として学んだ。
入るのは一緒でも帰るのはいつもバラバラだった。
B君には、あの密集のフロアの中で見事に見つけられてしまったことがある。「ハンチングのかぶり方でオリハシさんだと分かりました。」と。
あのときの「Love Generation」も良かったよなぁ。。。
そうだ、Inoue,見てるか?
20代の頃、よく行ったな、Yellow!
たまに君が接待上がりでスーツで来て、ちょっと痛々しかったのをよく覚えている。
そうだ、Naotoとも行ったな。EMMAのプレイに激しく踊り狂うNaotoを感心しながら眺めたものだ。
そうか、閉店か。
とりあえず、閉店までは足繁く通わないとな。。。
是非、西麻布界隈に移転してオープンして欲しいな。
もちろん、あの雰囲気が出なくたっていい。
贅沢は言わない。
Blackでも、Whiteでもなく、
Yellowって。
その名前は残しつつ。。。