明日(14日)は木曜日ですが営業しますよ。
バレンタイン駆け込みプレゼントいかがですか?
いえいえ、わたしにチョコはいりません。
さて本題。
「地頭力」って?
と思うかたも多いか?と思います。
では、フェルミ推定の例題。
「日本全国で電柱は何本あるか?」
3分間でどうぞ。検索はダメ。紙とぺんのみでお願いします。
え?情報が少なすぎる?
いえいえ、手持ちの情報を駆使して想定、推定してください。
難しいですよね。
オリハシの古くからの友人で某和食料理長がいます。
彼は自分では意識してないかもしれませんが、「フェルミ推定」の達人です。20代のころはよく飲みに行きましたが、やはり商売柄、その店の経営状態とか、気になるんでしょうね。よ~く観察してます。
で、バクッと一日の売上から何まで推定しちゃうんです。こわいですよ。
そーいう時の彼はオリハシにヒソヒソっという声になります。
で、こっちもノッてきて「うんうん、それでさぁ。ま、客単これぐらいだろ?」「従業員~人だろ。。。」と。。。
一応、お店の人に気を使ってるんですね。(笑)
だから、彼がナクールに来るとちょっとこっちは怖い感じがします。
何かを推定され、見透かされている気がするからです。
「オレは洋服のことは分かんないから。。。」と言ってますが、その洞察力、観察力には驚かされます。
で、その方法論は様々なことに使えます。
例えば、オリハシの場合は仕入です。
ほとんど先行発注なので。。。まずは、感覚で「いい!、好き!」と思ったアイテムを。
それに加えて、「何をいくら売っていくのか?」という推定をするわけです。もちろん、いつもうまくいく訳ではありません。ただ、大失敗する可能性はすくなくなるわけです。
発注した服はおおむねすべてデジカメで撮影してきます。「今度はこういうのが入荷するよ」とたまにお見せしますね?
もちろん、そーいった活用もありますが、実は、あとから仕入のバランスを考えて発注するために使っているのがホントのところです。
1)結論から考える「仮説思考力」
2)全体から考える「フレームワーク思考力」
3)単純に考える「抽象化思考力」
この3つの地頭力のベースになっているのが
論理思考力と直感力。
さらにその下地には「知的好奇心」が下支えしている。
というのがこの本の筆者の主張です。
で、どうやって鍛えるのか?っと言う問いにはショートカットは書いてありません。言うなれば、結論から、全体から、単純に、がショートカットなんでしょうけどね。
倣うより慣れろ。と言いますが、まさにその通り。
でもね、なかなか、それを継続していくことが一番難しいんですよね。
あっ、電柱の回答プロセスですか?
知りたい人はお貸しします。
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
細谷 功 (著)
あ、お客様、ナクールを「フェルミ推定」しないでくださいね。
メーカーの人はどーぞ。やってみてください。(笑)