Styling log

形成外科医のOota氏、一年ぶりの来店。
奥さんに、昨年購入したDenimは「よし合格」の許可を得られたらしいので今年も。。。（笑）ありがとうございます。
う～ん、そーか。
しばし考える。
穿けたらこれは絶対奥さん気に入ると思うんだけど。。。と「一か八か」でL7 REAL HIPのWパイピングデニムをオススメする。
いや、実際に奥様をお見受けしたのは彼の結婚パーティーの時だけだし、それからは毎年一回の写真付き年賀状でしかお会いしていない。
がしかし、その容姿端麗な奥様が好みそうなアイテムを想像してオススメするのもオリハシの仕事である。
つまり、なんと言おうか。「誰のニーズに応えるか？」という問題なわけだな。
好きそうな感覚は４～５枚分の年賀状から掴んでいる。（つもりだ。）
だからして、そのテイストの感覚的な「一か八か」という賭けの跳躍では、ない。
「一か八か」はOota氏のサイズのほうだった。
フィッティングルームから彼の声が漏れる。
「オッ、オリハシさんっ、ウッ、ウエストが入んないっす。。。」
ぬっ、ぬう。。。やはり。すまない。
すかさず、もしかして？と用意していたこれを扉ごしに。。。
「こっち、穿いてみて。」
とエルセブンの５サイズとLEVIS501を素早く差し替えるオリハシ。
安堵したような、それでいてちょっと嬉しそうな声が耳に届いた。
「おっ、これもかっこいいっすね。」
そのデニムがこちらです。

LEVIS501、久しぶりに。AGED FINISHという「しぼり」技法を用いて加工で全体的に描かれたようなアタリが絶妙の立体感を演出しています。
こちらは完売でございます。
そして、ジャケットも選んで頂きました。
「おっ、これ、細く見えますね。」と上機嫌なOota氏。

ストレッチの綿素材を使用したミリタリーブルゾンです。M65タイプをベースにしながらタイトフィットに仕上げていて。フロントはボタンとジップの比翼仕立てになっています。
写真のように、ジッパーを閉めずに、内側の第２ボタンだけを一つ掛けする。というのもかっこよく見える着方です。
ミドル丈以上のアウター系で、ジッパーとボタンのダブル仕様になっているタイプは春先、第２ボタン一つ掛けの着方をすると軽快なイメージになります。
さらにウエスト部分でしまるのですっきり細く見えるテクニックです。
参考にしてみてください。
Oota氏、これからは２ヶ月に一回ペースくらいでお願いします。
年一回、同じ時期だとアイテムが偏るよ。（笑）