最近ちょっとハマっているのがこれ。
ジャックダニエル+ソーダ+ライム+ミント
「ジャックモヒート」だって。実はプロントからのパクリなんですけど。。。(笑)
プロントで一度オーダーしてすっかりファンになりました。
ま、ハイボールにライムでもいいんですけど。
先日行ったアルファクロスでも頼んで創って頂きました。クラッシュアイスでさらに+ガムシロ少々でよりモヒートらいくに。。。
洋食系にバッチリ合うのでいい感じです。はい、ビールは控え気味ですから。
シチュードハンバーグなるものを食らいつつがぶ飲みしてるとなにやらオブジェのようなものが目にとまる。
いや、確実にオリハシの方を見ている。
「ジョニーウォーカーさんではないですか。」
口をついて出てしまった。
ステッキを持つ彼に語りかけたくなる。その衝動からオリハシは逃れられない。
「まず一般論。あらゆる仮説には反証というものが必要とされる。そうですよね?ジョニーウォーカーさん。」
「そう、仮説に対する反証のないところに、科学の発展はない。」、ジョニーウォーカーはステッキで長靴をぴしゃりと叩いて言った。
ジョニーウォーカーは目を細めて言う。
「先を見すぎてはいけない。先を見すぎると、足もとがおろそかになり、人は往々にして転ぶ。かといって、足もとの細かいところだけを見てもいけない。よく前を見ていないと何かにぶつかることになる。だからね、少しだけ先を見ながら、手順にしたがってきちんとものごとを処理していく。こいつが肝要だ。何ごとによらず」
オリハシはジャックモヒートを一口飲み、思わず唸る。
勘のいい読者のかたはもうおわかりですね。
「海辺のカフカ 著:村上春樹」
2002年に出た時以来、6年ぶりに再読。
分かっている話でもやっぱり引き込まれます。
また違った角度からの刺激も。
喪失感を超え、それでもなお、突き進んでいく希望。
それを感じずにはいられないわけです。