昨日の突然の来店、ながし。ことNagashima君の訪問。
エルセブンのピンソニックジャージを購入。
「おりげ~、何これ!?いいじゃん。これ~」
Nagashima君には以前にシワ加工のジャージも購入して頂いている。
「もう一発、欲しいぜ、エルセブンのジャージ!」と本人も意気込んでの来店(笑)
以前にも書いたことがあるが、彼とは新城高校で一緒で、気が付いたら明学の戸塚にある校舎の橋の上で再会。
ま、ここまではよくある話。
卒業してから3年後。仕入れ先の展示会でまたもや再会することとなった。(新宿NSビルの地下のホールだった。)
まさか、同業界で、しかも仕入れ先にいたとは。。。
まったくご縁のある人である。
(それまでは特に連絡を取り合う仲というほどでもなかったのだ。)
しかし、ここまで偶然も重なってしまうとそりゃ仲も良くなりますよ。
昨日はたまプラーザ東急での会議後、直帰途中でナクールに来てくれたわけです。
「ストライプのマフラーをかっこよく巻くには。。。」
というお題で、二人でボディに向かってお互いの技を披露し合う。
たまに合うときは、このようにお互いの仕事の技を披露しあうのがおもしろい。
「おりげ、こんな技もあるぜ。」
「うむ、オレが今年覚えたのはこんなの。。。」
と一体のボディに「あーでもない、こーでもない」と向き合う同級生、男子36歳。(笑)
なんか、いいもんです。
で、田口ランディはイマイチ彼の趣味に合わなかったようで。。。
(服、ファッションだけでなく、本の情報交換もするのであります。)
「いやぁ。。オレはダメ。エッセイって読まないんだよ。」
そーかぁ。。。最近、再読してよかったんだよな。。田口ランディ。
「コンセント」、「アンテナ」とか、小説はちょっとオリハシも苦手。。。だけど、彼女のエッセイは好きなのだ。
何を隠そう、田口ランディが書いた昔のメールマガジンはほとんどすべて読んでいるオリハシであった。メルマガが送られてくるのが本当に楽しみだった。
最近、読んだ「ほつれとむすぼれ」の中に「声は情報-巻上公一さんのこと」というエッセイがある。
あぁ、これ、昔読んだな~って思い出しつつも、田口ランディの文章についついやられてしまった。
こんな文章。
人間の声、その声を出す咽という楽器、体という楽器、それを使うことの楽しさを、巻上さんは表現してくれる。人間はこんなにも多様に声を出せる。そして、声を出すことは快感なのだ、ということを教えてくれた。
声は自分にフィードバックしている自己データだ。人は常に自分の声を聞いている。声を体や脳に反響させている。ということは、どういう声を出しているかが、実は自分の精神状態にとても影響を与えている。ある特定の声にこだわることは、自分にいつも同じ情報を繰り返し与えていることになる。官能的な口調でしゃべり続ければ、自分にもその情報を与え続ける。子供っぽい声で甘えてしゃべり続ければ、自分にその情報を与え続ける。憎しみや怒りの声でしゃべり続ければ、その声情報は常に自分にフィードバックされている。
自分が様々な声を出せる楽器であることを、私は長いこと知らなかった。自分の声によって、自分が救われることを、私は長いこと知らなかった。私の声が私を変える。私の言葉が私を変えるのと同じように。
自分の声。
少し意識すると何かが変わるかもしれません。
論理の整合性よりも声色のほうが説得力があるときだってあるのです。
Nagashi
どう?このランディは。