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2009年2月1日(日) 私の身体は頭がいい

なんてタイトルはちょっと恥ずかしいが。
朝から、だるく、熱っぽい。
奥さんの風邪をもらったみたい。
考えてみれば久しぶりの風邪である。
今度の金曜日までに、体調を整えないとな。
すみません、皆様、今週はオリハシを飲みに誘わないでください。
(リオ君、先週はありがとうございました!というわけでちょっと延期してもらっていいですか?)
で、奥さんに処方された「ロキソニン」とやらの抗生物質を一つもらう。
(ホントはこういうの良くないかもだけど。)
うん、これ、風邪引くとよく処方されるよね。
「おお、これね。ロキソニン。知ってる」と。
これが効くんだ。オリハシ君に。(笑)
さて、明日は朝から岡島クリニックだな。
ところで、最近読んだ「私の身体は頭がいい」(著:内田樹)の中にこんな文章が。ちょっとおかしかったので紹介。

 医師が白衣を着ているのも、大きな肘かけ椅子に腰掛けて、ドイツ語でカルテに書き物をしていて、丸椅子に坐って裸で震えてる患者の方をなかなかみようとしないのも、聴診器で「こちらには聞こえず、先方にだけ聞こえる私の身体情報」を摂取している「ふり」をしたりするのも、すべては、「呪術的」なふるまいです。あんなのは「ただのではったり」で何の意味もないのだ、とよく知り合いの医師に聞かされました。それでも「はったり」をまじめにやりつづけるのは、その「はったり」が治療にプラスになるからです。
 近代医学的にはこれらの行為には何の意味もありません。でも、「そういう状況」に置かれるだけで患者の気分がよくなる、ということがあるわけです。つまり、「ああ、この治療者は私よりも上の視座に立つ人であり、私について私よりも多くを知っているのだ」という勘違いを患者にさせることによって、たしかに治療効果は高まるのです。その経験の教える人類学的知恵があのような「大げさな芝居」をさせているわけです。
(「私の身体は頭がいい」Ⅳ 医療に出会うP232コミュニケーションとしての医療)

うん、こーいうのってオリハシは分かる気がするんですよ。KaradaHaAtamagaii.jpg
こっちも「じゃ、そのロールを演じる」みたいな。(笑)
これってさ、幻想的な上下関係だから。ま、いったら会社なんかもそうだと思うんだよね。オリハシの場合、3年間のサラリーマン生活だったけどそのコツはつかんだかな。(笑)でも、これ、わかんない人はずっとわかんないんだよね~
で、
岡島クリニックのドクターおかじーは、どっちかというとドクターにしては腰が低いタイプのおじさま。(笑)
でも、なんていうか、不思議な守られてる感あるよな~
「じゃぁ。ガツっと強い抗生物質だしとくから。胃薬も一緒にだしとく。絶対一緒に飲んでね。」と呪術的に。(笑)
「おお、そうか、胃薬を一緒に飲まなきゃ危険な薬か。」
「それは効きそう。」って思うじゃないですか。
ええぃ、それでもダメだったら点滴注射一発お願いしますっ!っていう最終兵器がまってる。
お店を休む訳にはいかないのでたまにお願いする。
で、注射ってホントに効くよね。風邪なんか一発だよ。
でも、
今、書きながら思ったのは、文章書き出したらなんか元気出てきたってこと。あのどくどくと注射バリから自分の体内に注ぎ込まれる感じ。それを想像して書いてたらなんかすこぶる気持ちが良い。
オリハシ君、君は不思議な体質だね。
ま、やはりわたしにとって文章を書くっていうのはいいことみたいです。
これを呪術的ライティングと言わずして何と言おうか。

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VOICE of nakoolistお客様の声

自分はこれまでカットソー中心のカジュアルスタイルでしたが、オリハシさんにオススメされて買った7分袖のリネンシャツがボディラインにフィットして着丈も短く、とても気に入っています!色気のあるシャツで最高です!
川崎市中原区、40代、パティシエ、M様