月曜の夜からやってしまった。
と言っても今日と言う日は普通にやってくるので、いつものように開店し、ウィンドウとステンレスの扉を拭き拭き。鉄平石をモップで掃除するのである。誰かのように醜態は見せられない。
旬彩料理「そら」さん→「アルファクロス」の午前2時までコースである。
2時閉店じゃなかったらまだいたかもしれない。。。そう考えると恐ろしい。午前2時っていうのは一つの区切りの時間なのだ。
「そら」さんでS木さんと待ち合わせる。
生ビールから始まり、昨日は夜バカみたいに寒くなってきたので、麦焼酎ボトルで入れ、お湯割り。
GROSBECのシルケットポンチのジャケットを着たS木さんのハイブラローなお話を拝聴する。ちょっとここでは書けないトークが炸裂。(笑)
えっ?それでっ?それでっ?
と、矢継ぎ早に繰り出される内容にもう全身を使って、話を聴く。というスタイルをとらざるを得ない。
寒かったのが嘘のように熱くなる。
で、
「この人、服を真剣に売ってる人だ。」(この人とはオリハシである。)
という言葉にオリハシも着火する。(笑)
S木さんは思ったそうである。
「武蔵小杉で、一万円のキャップを売る店か。」と
そして、それを買わなかったことを大変後悔されたそうである。
そうボクの販売スタイルは「買って後悔させず」です。
買わないと絶対後悔します。
40歳を皮切りに自分を刷新する。という意気込み。そしてそのスタイル。もちろん見事にやりきってる。
おそらくS木さんにとってこの一年間で洋服総取り替えだったはず。
自分より5歳先輩のS木さんにシンパシーを感じずにはいられない。
こういうのって言うは安し、行うは難しである。
自分に言い訳するのは、たいたいにおいて、他人に言い訳するよりも簡単なのである。10年やってきたから分かりますよ。
ボクもあと4年後の四十路にむけて着々と準備をしようと思います。
いやぁ。。。すばらしくおいしい酒でした。
(「そら」さん、相変わらずおいしかったです。)
そう言えば、村上春樹。
エルサレム賞の受賞スピーチ。
「作家は自分の目で見たものしか信じない。私は非関与やだんまりを決め込むより、ここに来て、見て、語ることを選んだ。」
「高い壁」とそれにぶつかって割れる「卵」。自分はいつも「卵」の側につく。
いいですね。ファンでよかった。
春過ぎごろには待望の新作が出るみたい。