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2009年5月27日(水) 津軽百年食堂

明日の木曜日は営業してますよ。
来れる方はじゃんじゃんどうぞ。お待ちしてます。
シャングリラ・ダイエット」今更ながら新聞の広告で見かけました。。。TVででも取り上げられたんですかね。
一年遅いな。
TVと言えば、また福山さんが同じチェックガーゼガウン・ブルー(NO ID.)着て歌ってたみたいです。そのときのネックレスはこちらだったみたい。
先日とは別の購入された人からメールいただきました。
もちろん、このオリハシ日記の読者なので、「着てるかな?わくわく」って感じでTVの前に釘付けだったものと想像されます。
なんか微妙だけど視聴率に貢献してるな。
だって、そういうことでしょ?
うむ、完全に入荷と売り切れたほうが早かったからね。
その後にTVだから。
まぁ、別に競争してるわけじゃないからいいです。
カスらないときのほうが多いし。
一番最初に購入してくれたのはF山さんだったな。
彼女さんからはWEBを見ながら「なんか、レディースっぽくない?」と言われていたそうですけど。。。「う~ん、そーかな?」と思って試着しにきて、そのままゲットしていかれました。
あの決め方は男っぽかったな。「よし、これ着るぞ。」って雰囲気だったから。
おそらく本人は、「しめしめ」って思ってることでしょう。(笑)
ちょっと話がずれ込んでますが。。。
今回は「ビー玉」に続く、第2弾。
「津軽百年食堂」(著:森沢明夫)Tsugaru100.jpg
これも絶対的にオススメです。
3代続く食堂の物語。舞台は青森県弘前市。
これね、読み始めたときに「おっ、これはやばそうだ。」って身構えたんですよ。何を隠そうオリハシ自身が商売を継いでる身ですからね。
「これは感情移入しちゃいけない。冷静に」って言い聞かせた。
ただね、この構成がいいんですよ。
初代と3代目の息子二人を中心に関わった男と女、そして取り巻く友人達。その人の等身大の目線から繰り出され、相互に絡み合いながら螺旋状のように百年食堂の一つの物語となって完成していくんです。(4代目の決意まで。)
それが、どこか平凡な日常そのもののように感じるんです。
森沢さんはたぶん、自分たち一人一人の平凡な日常そのものがドラマの「現場」なのだということを気づかせてくれる作家だと思います。
だから、読み終わると少し感動して、心が温かくなって、誰かと話したくなったりするんだと思うんですね。明日もがんばろうかな。って気にさせる。
あぁ、なんか楽しいあいつと酒でも飲みいきたいなっ!って。
そういう気持ちにされてくれる本ってすごいなぁ。。。

「物事の終わりは必ず感謝で締めろ—。そう教えられた」
「どんなときでも、最後はありがとうで締めろってことだ。それだけでみんながいい気分でいられるって初代は言ってた。」

ここだけは、一人の商売人として涙なしには読めませんでした。
ありがとうございます。

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新丸子の写真館「写真道場」さんとのコラボレーション企画、CRS活動としての洋服ポスト・・・etc

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VOICE of nakoolistお客様の声

2005年の仮店舗の頃から通っています。ナクールでは服を買うだけではなく「これ、どう着たらいいですか?」とか「どう合わせたらいいですか」とか、オリハシさんに相談させてもらってます。いつも助かってます。
東京都北区、30代、T様