先月、おじゃましたラボエム@代官山のnaoki店長が来てくれた。
やっと休みがとれたそうな。
じっくり、たっぷりとナクール・ワールドを堪能(してもらいましたね?)ありがとうございます!
NO ID.のレザー切替リュック。
これは前回、狙ってたけど買い逃したやつ。
それからこちらもNO ID. 起毛ボーダー長袖Vネック。
ピッチの異なるボーダー柄を大胆に、そして贅沢にバイアス使いにし、フロントと背中心に切替を入れたタイプのカットソー。
有りそうでないボーダー柄はインナーとしてかなり重宝します。
すでにヘヴィーローテーションのエルセブンレザーにもあいます。
綿100%のやや肉厚起毛ボーダー素材はウォーム感もあり、季節も長く着る事ができる便利アイテムです。
そして、大胆にアウターを。こちらは念願成就。ですね。
Ogawa君、いつもありがとうございます!
年内、休みなし。お互いカラダに気を付けましょう。
あ、ウチは大晦日はお休みです。
ところで、村上春樹さんがスペイン芸術文学賞を授与したと。→こちら。
素人なオリハシにはよくわかんない賞ですけど、いいですね。
ファンとして。
実はブルータスなんていう雑誌はほとんど買わないんですけど、ちょっと前に一冊買いました。
「美しい言葉」特集。
で、高橋源一郎さんの「村上春樹、美しいニッポン文学の未来。」は面白かったですね。
特に翻訳文体=村上1号って。
ボクも最初読んだとき。「風の歌を聴け」をね。
「お、これって、自分が英語のテストでバツを付けられた文章じゃないか」って。
こう思った人いるんじゃないかな?多かれすくなかれ。
英文解釈って、そのままなぞってアタマから訳すだけだとマルをもらえなかったよね。
言ってる事は同じなのに。
意訳しなさい。と。
それって、つまり国語のテストではないか?
まぁ、いいです。半分そうなんですよね。
で、初めて村上春樹を読んだ時に思ったわけ。
「お、これで文章として成立してていいんだ。完成してるんですよね」って。
そのリズムが好きなんだよ。
関係代名詞をそのまま訳すような文体が。(笑)
不自然だとか、気取ってるとか言われようとね。
で、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」では、その翻訳文体と非翻訳文体(=村上2号・・・いわゆる日本語)が奇数章と偶数章と2つのパートにわけてる。
意味で分ければ意識と無意識、外部と内部。
もうすごいな、これは!って思うわけですよ、ボクなんて。
村上さんにとって文章は「記号」に過ぎません。
高橋源一郎さんはそう言っています。
なるほど。
文体をスタイルだとすれば、
型に囚われないスタイル。
それを服を着る、纏うという方法にも同じようなことができないだろうか?
そう考えます。