明日の木曜日は営業してますよ~
お待ちしてます。
以前のオリハシ日記の記事をこちらへ移動してる時にたまたま見つけた記事がありました。(もう少しで全部、繋がります。)
「自分の仕事をつくる」
さらに昨年末に取っておく本と処分する本を選り分けながら、新しい本棚に本を並べていった時にまた見つけたので、およそ5年ぶりに再読しました。
これはやはり自分にとってビタミン剤みたいな本ですね。
こういうのを手に取る時っていうのはどこか疲労が溜まってたり、底なしの不安の最中って時が多いのかも?しれません。
誰かにぼやくこともありますが、そんなことしたって仕方ない。
余談ですが、
たまにオリハシにぼやいていく店主がいます。
(ホントに勘弁してほしいですねwww)
そういう輩に限って、オリハシが何かのアドバイスをしようとすると、必ずといっていいほど「否定」から入ります。
まともに付き合うととても疲弊しますね。
そう、知ってます。自分もそうですけど、別にその誰かに答えを聞きたい訳じゃないんです。ただただ不安なんでしょう。
バカっ、オレだって大変なんだぞっ!と言いませんが、独白してます(笑)
結局は自分で切り開いていくしかないじゃないですか。
そうやってやってきたし、これからもそうやってやっていくと思います。
再読すると、おお~、これは当時、気が付かなかった。とか、同じところをもう一度、チェックしてる。とかいろいろとあります。
同じところをチェックするのは、たいていの場合、「お、この大事なことを自分は忘れていた。いかんいかん。」という自戒する契機になりますね。
今回の再読はいろいろと思うとこがあったので、何回かにわけて記事にしたいなって思ってます。これは自分自身のためでもあります。
モノづくりと身体感覚について書かれた箇所があります。そこには小説家の村上春樹氏のことが書かれていました。似たようなことは「走ることに~」にもかいてあるのですが、この本において取り上げられているということにあらためて、「いい仕事をし続ける」ということのポイントの一つなのでは?と痛感します。
(強調部分はオリハシの強調です。)
小説を書くことは、一年かけて書いたものをまた一年かけて、10回も15回も頭から書き直す作業だという。その作業を支える精神的な集中力・持続力は、身体の状態に大きく左右されると、彼は語る。
「20代、30代はできちゃう。ただ40代、50代になってくるとそういうパワーがどうしても落ちてくるんだよね。できるはずのものができなくなってくるんだよ。もちろんごく少数の天才は別だけど、大部分の人はそうだ。(中略)それで僕は天才じゃないから、そういうパワーみたいなものを、ひとつのシステムにしようと思ったわけ」(頁33)
お店に立って、仕入れから販売までをほぼ一人でやっていくのも、これと似たような精神的な集中力と持続力が必要だと思うんですよ。
勢いだけでやってる人は絶対に続かないわけです。
特にイメージでは尻上がりに伸ばしていきたいからね。余計にそこが大事。
いい仕事したいです。