J.D.サリンジャー追悼ってわけじゃありませんが。。。
ウチの奥さんと「生きてたんだ。。。」って昨夜話しました。
かなり引きこもってたみたいですね。
ちょうど昨日の読売新聞の編集手帳を読んだらサリンジャー・ネタだったので便乗してみます。
引用の部分が自分の好きな箇所だったのです。
将来、何になりたいの?と妹に聞かれて、ホールデンはある風景を語ってみせるシーン。
もちろん、ここがタイトルになったところ。
崖っぷちにライ麦畑があり、何千人もの子供達が遊んでいる
<僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ・・・>J.D.サリンジャー、野崎孝訳『ライ麦畑でつかまえて』(白水社刊)の一節。
崖の下は、大人の”いんちきな世界”を指している。
ここから先へいっちゃダメだよ。
と次から次へとつかまえるホールデン。
なるほど、オリハシ自身もこういうことやってみたい。
そう感じた部分でした。
もちろん、ファッション、服飾をとおしての話ですよ。
こっからあっちはあんまり行かない方がいいよ、と。
村上春樹訳で採録してみます。
「だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子どもたちがいっぱい集まって何かのゲームをしているところを、僕はいつも思い浮かべちまうんだ。何千人もの子どもたちがいるんだけど、ほかには誰もいない。つまりちゃんとした大人みたいなのは一人もいないんだよ。僕のほかにはね。それで僕はそのへんのクレイジーな崖から落ちそうになる子どもがいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。つまりさ、よく見ないで崖の方に走っていく子どもなんかがいたら、どっからともなく現れて、その子をさっとキャッチするんだ。そういうのを朝から晩までずっとやってる。ライ麦畑のキャッチャー、僕はただそういうものになりたいんだ。たしかにかなりへんてこだと思うけど、僕が心からなりたいと思うのはそれぐらいだよ。かなりへんてこだとはわかっているんだけどね」(頁286-287「The Catcher in the Rye 」J.D.サリンジャー、村上春樹訳、白水社)
考えさせられます。
ちゃんとした大人として、クレイジーな崖っぷちに立ちたいのもです。