明日はNO ID.から新作と追加の入荷があります。
春にレザージレなんていかがですか?
これは超かっこいいです。
いわゆるジレタイプデザインですが、フロントはボタンではなく、ジッパーが斜めに配されています。
¥26000-[¥27300-税込]
ですが、冬はインナーのレイヤードで、シーズンを通して着用出来ますのでこれはいいのではないでしょうか?
明日のRECOMMEND更新を待ちきれないかたは、明日、お店まで足を運んでみてください。あ、そうそう雑誌「smart」に出てるみたいですね。
金子ノブアキがNO ID.のレイヤードスタイルで何ショットか出てますよ。
あ、ボク、ぜんぜん知らなかったんですけど、いい男ですね、金子ノブアキさんって。
Natsukoさんに聞いちゃいましたよ、「金子ノブアキ」っていう人知ってる?、俳優なの?って。
まいったね。
とうわけで、NO ID.明日、入荷します。
さて、昨日からナクール・オリハシとして12年目です。
まるまる11年やってます。
11年前の4月から記録してるオリハシノートがあります。(笑)
ちなみに先代はそういう記録的なこととは無縁だったようです。うん、わかる気がします。性格の違いでしょうか。
これです。
半年に一冊満杯になるので、年間2冊のペース。
ただいま22冊め。
オリハシ日記とは別のもう一つの記録。
誰にも見せたことがありません。
うそ、
奥さんとNatsukoさんは知ってます。
これは別にね、このオリハシブログみたいなやつじゃないんですよ。
毎日のレシートと詳細なデータがオリハシ直筆で書かれています。
感情的なことは一切なしです。
ただただ誰が何を。。。と数字の羅列の繰り返しです。
営業日は毎日、毎日これに書き込んでいきます。
およそ大事な数字と呼ばれるものはすべて網羅されています。
たまに言われますね。
「自分の所持している服を自分以上に知っている。」とか、「年に何回も来ないのによくボクのこと覚えていますね」とか。。。
これを毎日、過去3.4年分くらいを繰り返し見ています。
だから、いつ、誰が、何を買ったか?が分かるんです。
パソコンはあまり信用してないのでこういったことは全部紙データ。(笑)
「なーーーんだ、オリハシさん、そんなことしちゃって。。。オレのことも。。。商売人は何考えてるか、わかったもんじゃないな」
なんて思わないでくださいね。
すべては予習、復習の世界です。
もちろん自分のためなんですけど、これがすべてのナクーリストのためになればいいなって。。。
きっとマイケルならこういいます。
「愛なんだ。」と。
そう、愛なんです。
と、言うか「お互いの幸せのために」です。
パソコンのスクリーン開いて、「そーですねーー○○さんは、こういったアイテムが多いですから、今度は。。。」みたいな販売はなんか野暮だと思うんですね。
少なくともオリハシは面白くなし、店頭で興奮しちゃって思わず試着しちゃった。みたいなほうがリアルに買い物をするのに楽しいですよね。買う人も予想も付かないもの買っちゃたみたいね。
で、そうであるならば、いかに「今日はたくさん買ったけど、いい買い物したな。オリハシさん、余計なものは進めなかったし。」って思ってもらうことが最善であって、それが「お互いの幸せ」じゃないですか。
ま、それはそれとして、やはり見返すごとに自分の位置を知る事ができます。
このノートにはリアルに事実しか書いてありません。
(もちろん、その事実を見れば、どんな思いだったか?は思い出すし、想像がつきます。)
自分は今、どこにいるのか?
目標まで何が足りないのか?
なぜそうなっているのか?
どうしていけばいいのか?
ということのベースには常にこのノートがあります。
数字についてはここから別途取り出してエクセルにボンボンぶち込んでます。
ま、ある意味、決算書よりもオリハシにとっては頼りになるノート。
11年前、最低の時からオリハシは引き継いだので、今はあのときに比べれば。と思えますけどね。
それでも、そのペースは決して思うようにはいかないものです。
っていうか全然思うようにいきません。
傾向をみると3年伸ばし続けると壁がきます。
(本人も疲れちゃうんでしょうか?笑)
この壁が1年から2年、それを越えるとまた伸びてくる。
停滞しているときは本当に辛いですよね。
もうこのまま売れなくなっちゃうんじゃないか?という気分になってきますから、ホントに。
記録に伸び悩むアスリートもこんな感じでしょうか?
たとえるとね。
山登りですいぶん登ったなぁ~って思ってもまた同じところに出てきて、同じ景色を見る感じ。
「あれ?この景色、前も見たんだけど。。。」
っていうのは極度に疲弊するものですよね?
これはサラリーマンだって同じようなことあると思います。
で、時間だけが無情にも過ぎていきます。
何年もやってるのにこれしか伸びないのか。
もしかしてこれが限界?というネガティブな思考もちらほら覗かせます。
それでもこのノートを確認しながら突き進んでいくんですよ。
この景色は似ているけど、あのときはとはここが違う!
前に進んでいるぞ、まだまだ!と。
経営者である以上、このあたりは大人げないっていうか、あきらめが悪い子どもみたいになる必要があるとオリハシは考えています。
そして、停滞してるときこそ、今、自分は伸びしろにいるんだ。と言いきかせ鼓舞します。
そして、長期的には次のようなグラフをいつもイメージします。
これはパレードの「20:80の法則」を仕事の進めるプロセスに置き換えたもの。
時間orエネルギーの投入量と仕事の完成度。
最後、残りの20%を残したところで一気に駆け上がるイメージ。
このイメージを常に持つようにしています。
もちろん、これは逆パターンも考えられるわけで。。。
最初の2割で80%完成しちゃうっていう。
で、こっちに当てはめちゃうとあまりに悲しすぎる。(笑)
っていうか、それだけ最初の20%で失敗をたくさん、繰り返して完成度を急ピッチであげるっていうことでしょうけどね。
ちょうど最初のスキーみたいに。。。
オリハシの場合、失敗は許されないので。
現実的に資金がショートしたらダメだしね。
逆に言えば、どんなに赤字だろうが、資金がショートしなかったら潰れないんです。
手堅い、堅実ながら少しずつ小さな挑戦を繰り返し、スライドさせていくイメージで11年やってきました。
だから前者のグラフをイメージしているんです。
何か壁にぶち当たったら、こう思ってください。
「自分は今、伸びしろにいる」と。