Styling log

ただいま閉店、がんばりました。
最後のお客さま、ありがとうございます！
明日から40期です。
40年やってるのか？
といわれてもね。満38歳です。
最初の1期は4月～6月の変則決算だったので、すぐに第2期になったんですね。
商売にシーズンオフはないので、（希望としてはあってほしいけど。）明日から気持ちを新たに邁進します。
皆さん、よろしくお願いします。
Wataru君に登場してもらいます。

オリハシと同学年シリーズ。
ついにシリーズ化（笑）
とりあえず、オリハシ自身もちょくちょく出続けますので、一緒に髪の毛白くなっても、禿げてきても、出続けましょう。
お願いします。
エルセブンのフラップポケットが特徴的なスラックスタイプカーゴパンツです。
セミワイドシルエットで、ヒップから股にかけてはのシルエットが非常に洗練され、綺麗なスラックスラインが特徴です。
フラップ付きのポケット部分の縁をドレスディテールである両玉縁にしています。加えてあえて着古したかのような色の変化をムラ染めの糸を使った素材をしようすることで表現しています。
Wataru氏、先月に引き続きの来店、ありがとうございます！
夏物、もう一回、来そうですね。
お待ちしてます。
さて、
つい先日、お、これはおもしろいな。と思う文章に出会ったので、その内容を少し書いておきます。ネタのもとはこちら。
明日からの自分のためにも。
きっと、皆さんの中にもおおっ！と共感できる人がいるかもしれません。
スピード、情報量とファストフードの話です。
スピード感があるというのは、単に次から次へと要素が置き換わっていくということではなく、一度に提示される情報の量が多いことだというのです。
なるほど、これは卓見。
だから、スピード感のある文章とか映像とかは、とにかく情報量が多い。
駄目な映画は、たとえば「暴力はいけない」とか「家族愛は大事」とか、一つのコンセプト。それしか情報がない。
すごい映画は、一度見るだけじゃ、絵においても、物語においても、提示されている情報を捉えきれない。
それぐらいがちょうどいいというのです。
そ、それは。と思いませんか？
コンセプトが明確なほうがわかりやすくていいっていうのと、対局の位置にスピード感なる処理する情報の多いものがある。
そういうことでしょう。
ここからファストフードの話に移ります。
ファスト・フードは、「速い」のではなくて、これも「情報がすくない」というのです。つまりファスト・フードは正確には、インフォ・プア・フードと呼ぶべきだと。たとえば、牛脂の味しかしない。歯ごたえになんの変化もない。処理すべき情報が少ない食べ物だから、すぐに食べられるわけです。と。
おお、なるほどね。
要するに、ファストであることは、その食べ物の存在様態の結果である。ファストであることを結果として生み出す原因は、インフォ・プアという契機にこそにある。
うまい食べ物には、ものすごいたくさんの情報が詰まっている。
だからこそ、それらの情報を口の中で処理するのに時間がかかる。
スローにならざるを得ない。
たとえばハンバーグなら、牛と豚の味の浸透、タマネギの甘みとクセ、すこし焦げているところをブツンと切断した直後に現れる肉のにおいと肉の弾力。これらを処理するにはそれ相当の時間がかかる。
食べることがスローになってしまうのも、その食べ物の存在様態の結果。スローであることを結果として生み出す原因は、インフォ・リッチにこそある。
だいたい、要素の少ない食事、情報量の少ない食事を、スローに食べてたって仕方ない。
これからは、ファスト・フードとスロー・フードの対立を脱構築するインフォリッチフードの概念が重要だと結んでいます。（あら、ほとんど後半引用になってしまいました。）
ものすごいたくさんの情報が詰まってる服を提案していきたいです。
あるいはそういうお店でありたいと思っています。
スピード感のある服を。