こんばんは、オリハシです。
ちょっと前にスピードと情報量のことをほぼ引用で書きました。
よくこれはファッションのプロの中でも言われるですけど、
そんな細かいことは普通の人にはわからない。とか、
企画に細かいディテールの要素が詰まった服。
だけれども、普通の、一般的な人にはそれは見ただけでは伝わらないだろう。(プロである自分はもちろんわかるけど。)
と。
こういうことを言う人にオリハシは少し違和感を覚えていました。
小さな声ですけど、いいますよ。
それを、その違いを説明して、納得していただくためにわたしがいるんですけど。。。
しかもそれを言うのが同じリテーラーの人間だったりします。
やれやれ。です。
で、スピードと情報量です。
実は昨日は短い時間の中で、とても要素の多く、濃い人と話をすることが出来ました。
すごいなって思います。聞いた話の情報を処理するのに時間がかかります。
頭の中にいっぺんにいろんな情報が入ってきて、化学反応が起きてるようなイメージです。
こういう人の話を聞くのって刺激的でおもしろいし、わくわくしますね。
販売の仕事ってしゃべることももちろんありますけど、聞くことがメインなわけです。
しゃべり倒して売るスタイルもあるかもしれませんが。
しゃべり倒されたいって思ってる人にはしゃべり倒しますよ(笑)
でもね、オリハシとしては、そのほとんどを話を聴く、耳を傾けるという作業に徹します。
だから、こんなに話せたら、気持ちいいだろうなって思うわけです。
文脈や本筋を知覚して、受ける。
パシヴァであり、レシヴァでなければならない。
ダイアログを作るためにね。
オリハシにとって大事なのは対話です。
次はこれっ!
っていうのは、常に店頭での対話がベースになっているのは言うまでもありません。
M岡さんです。
こうこれは間違いないです。
フィッティングしたときの表情。
にやっと笑いを浮かべた時。
オリハシ自身も嬉しいわけです。
やっぱり。
そうでしょ?
と。
今回はエルセブンの抜染ブリーチデニムの誘惑を退けて、こちら。
¥39900-税込のROCK & REPUBLICのデニムです。
サンダルはNO ID.のオープントゥーブーツ。
トップスのカットソーは昨シーズン選んでいただいたエルセブンです。
なかなかいい感じですね!
それにしても裾のカットなし!足長M岡さん。
シルエットはローライズタイトフィットのストレート。
ラインのきれいなスリムストレートですね。こうみると、スキニータイプのロックとシルエットはほとんど変わりませんね。若干膝下がスキニーよりストレートに近いです。ポリウレタン2%混でストレッチ性がありますので、ギュンギュン吸い付く感じでいいですよ。
ロールアップ、ブーツイン、ともに対応可能なシルエットです。
で、目につくのはなんと言ってもその激しい加工です。
フロントのモモ部分のダメージは裏側から別布があてがわれて縫われているため、着用するときにつま先を引っかけてしまうことなく、ダメージをキープしてはき続けることが出来ます。
そもそも、着用時に親指でダメージを破損したくなかったので、ダメージでタイトなデニムはメンズではほとんどお目にかかれませんでした。
裏側から補修することで、それを可能にしています。
M岡さん、いつもありがとうございます!
これからもテンションが上がる服を提案させていただきます。
中折れハットデビューいかがでしたか?