セレクトショップで服を購入してその服を着るというのはどういうことでしょうかね?
そんなことを考えます。
オリハシがちょくちょく読んでる内田樹氏のブログにこんな表現がありました。
ちょっと採録。
小説を読むというのは、(哲学でも同じかもしれないけれど)、別の時代の、別の国の、年齢も性別も宗教も言語も美意識も価値観もちがう、別の人間の内側に入り込んで、その人の身体と意識を通じて、未知の世界を経験することだと私は思っている。
なるほど。
これ、この感覚わかる。
その人の身体と意識を通じて未知の世界を経験すること。
その店のオーナーやバイヤーのセンスで仕入れたものを陳列・販売しているのがセレクトショップ。
ならば、やはりオリハシの意識なり、感覚なりを通じて、未知の世界を経験してほしいですね。
着たときの着心地や、グッと前に向きになる感覚や、高揚感、躍動感。
そういった贈り物が出来ればいいなって思ってます。
Takeda君です。
一ヶ月に一回は必ず来てくれますね。
自分の中の何かをチューニングするように、丸仙さんとセットコースで(笑)
エルセブンのシワ加工ライディングジャージ。
今回のシワジャージは、デザインディテールにバイクや自転車等のスポーツ競技のディテールを採用し上手に取り入れています。
肩口のファスナー、後身頃のファスナーポケットもより機能的に配されています。
サイバラから後ろ身頃、両袖裏までをメッシュで切り替えているのが圧巻。有りそうだけどなかなか出てこないデザイン。
フロントの身頃とバックの身頃を先に縫製してから、両サイドのメッシュ部分をパイピングしながらつぎ足して作っていくのです。
こんなことは一般の素人にはわからないんだから。
といってなかなか手間とコストのかかることをしないブランドも多いですが。
エルセブンは違います。
両サイド脇下から袖裏、サイバラに抜群の通気性を持たすために。
しっかり意図的に作られているのです。
着たら納得の一枚。
ボトムスはレギンスライククロップドカーゴパンツ。
キャップはNO ID.
スタッズ使いのオープントゥブーツもNO ID.
適度に力の抜け感があっていいですね。
ちなみにTakeda君、ジャージのサイズ1です。
ウチのa妻もサイズ1ぴったりでこのジャージ愛用中です。