こんばんは~オリハシです。
今日はNO ID.が大量に入荷してきました。
NO ID.と言えば、昨日、Facebookのほうでは紹介しましたが、昨年の3月に副都心線渋谷駅の地下で行われたNO ID.のSHOWの様子が見れます。→こちら。2分ちょっとの映像なので是非覗いてみてください。デザイナーSugeno氏のインタビューも。(名前間違ってましたけど^^;)
昨シーズンの春夏ものなので、皆さんのワードローブにあるものが登場してきます!
あ、ターゲットは20代前半から30代前半って言ってますけど、もちろん、それ以上が着たっていいんです。Sugeno氏の「だいたい、まぁ~」っていうような「答えずらそうな雰囲気」が物語ってますね。オリハシだってアラフォーですから。
こういう情報をFacebokやブログでつなげていける。というのは一つの試みとして重要だと考えています。
この本を読んだんです。「ソーシャルメディア進化論」(著:武田隆)
各企業の事例はまぁ、そうだよね。って感じだけど。
書き方。
なかなか個性的に書かれている本だと思う。読み物として面白かった。
企業と消費者をつなぐモデレーターの役割に「能」を使って説明してるところは秀逸。
能の舞台の中央は「シテ」と呼ばれる主役が舞う場所。その後方に囃子方が座る。
シテは能面をつけ、ほとんどは神霊などの存在を演じ、ワキは観客に最も近く、視覚的に邪魔にならない片隅にいる。
ちょっと長いけど引用。
ワキは観客と同じ現実世界に住む人であり、フラットな立場で、舞台の上で孤高に立つ神としてのシテと観客との交流の起点となっている。舞台の下の観客は、舞台の上のワキの立場に自分の視点を移行して、シテを見つめることができる。(198頁)
これはまさしくオリハシが試みてること。能のことはよく知らないけど、なんとオレはワキだった。。。もちろん、フラットな立場でデザイナーの作ったものを自分なりに翻訳するわけ。で、一人一人に合わせてちょっとずつ語り口が違う。それがその人にあうコーディネートだったりするんですよ。
商品や企業をシテとして考えたとき、それをつなぐ役割がワキとしてのモデレーターである。---中略---本来のワキは、観客とともにシテに働きかけるアクティブな役割を担っていた。観客に向けてシテの状況を説明し、会場を盛り上げ、その熱気をシテにつないでいく。当時の能は、相当に熱いやりとりが演者と観客との間で交わされていたようだ。シテに働きかける観客そのものを機能させ、舞台を創造するワキ。これこそが企業コミュニティにおいて、モデレーターの担う重要な任務であり、心得ておくべき役割となる。(198-199頁)
デザイナーに近寄ったり、着る皆さんに近寄ったり、双方の間に立って言ったり来たりする感覚。
お互いが本当に意思疎通しながら、自分なりのスタイルを作っていけたらいいですね。
ボクはその手伝いをしたい。
たかが服、されど服。
「メディアは人間の拡張」なのだ(@マーシャル・マクルハーン)
であるなら、衣服は皮膚の拡張。
原価率のことでアタマいっぱいのグローバルブランドや大量生産された何の思い入れのない服をまとうのもいいですけど、
せっかく今日一日を生きるんです、
顔の見える作り手の物語を自分なりに楽しんだほうが豊かな人生だと思いませんか?
ということで、今日、入荷したNO ID.です。
T/R素材とテレコ切替のドレープブルゾン。¥19950-税込。
同素材でロングジャケット!
こちらはブラックのみ。なんと価格¥19950-税込
ノルディックジャガード編みのカーデ。
ブラック、グレー、¥13650-税込。
ニットライクなカットソー。ストライプジャガードUネック。
アイボリーとグレー、¥8190-税込
シンプルながらカッコイイ系ですぞ。
同素材でショールカーデ。
¥12600-税込。こちらも甘いデザインをサイズ感でクールに!
いかにもNO ID.らしいシャギーボーダーカーデ。それからレザー切替中綿ベスト。
シャギーボーダーカーデは¥15750-税込。ベストは¥19950-税込。
さぁ、連休ですね。
お待ちしていますよ!