Styling log

ちょっと裏話など・・・

こんばんは、オリハシです。

今日の朝日新聞、神奈川版「商店街探訪」のコーナーに掲載されました。

WEBSITEではカラー写真、うん、こっちのほうがいいね。→こちら
田中くん、川島さん、なんだか楽しそうに写ってます。
(田中くんにはウチのサイトを制作していただいてます。)

で、記事の中で、「一人でも二人でも~」という箇所は上手に省略されています。

本当は10人のうち一人か二人にとことん気に入ってもらえればって話したの。

そしたら、「それは素晴らしい話だけど、どうしてみんなそうしないんですか?」

「それでやっていけるんですか?」

みたいな質問されたの(笑)

いや、っていうかボクはなんとかかんとか経営なりたってますって話したのよ。
(みんなのことは知らないよ。っていうかそーかな?自分が見てきた専門店達はみんな同じようにしてる風に見えるけどな。とは言わなかった。)

オリハシはね、小商いで上機嫌で食っていける。っていうスタイルが性にあってるんじゃないかって思うときがあるのよね。

あくまで一人の人間が顔と顔を付き合わせて、やりとり出来るマックスのサイズ感。スケール感っていうのかな。

駅前商店街のヒューマンスケールで食える規模感っていうの?
(ネット売上もいれての話ね。)

もちろん遠方から来てくれる人たちも含めての規模感でね。

的狭いから(笑)。

でもね、そんなこと言ったってさ、簡単じゃないわけよ。

これで食っていくために超えなきゃいけないバーの高さがあってさ。

そこをさ、毎月、背面飛びでギリギリ飛んでいくのよ。

分かるかなぁ~この感覚。

3ヶ月連続でバー落としてさ、超凹むこともたくさんあるの。

もう、これが半年続いたら生き地獄よ。マジで。

奥さんに泣きつくね。

もうこの高さが飛べないんじゃないかって恐怖との戦い。

出来れば、2.3cmずつ伸ばしたいって考えてるんだから。

でも誰も責められないのよ。

だってそのバーの高さを設定してるのは、他の誰でもない自分自身なわけ。

で、何が言いたいか?っていうとね。

こういうプロセス全体を面白がれないやつはこの商売出来ないんじゃないか?って。

やってみて思ったより儲からないな。って分かったらすぐやめるでしょ?

そうじゃないの。

10人のうち1人、2人にとことん気に入ってもらえるようになるにはそれなりに時間がかかるのよ。

身銭削って削ってやっとなのよ。

リスクとったら必ずリターンあるなんて思ったら甘いよ。

ほとんど別のカタチで戻ってくる。

しかも時間がかかる。

これに気が付かない人がほとんど。

要領よく成果を得る。というところからほとんど対極にいると思うのよ。

こんな馬鹿なことって思う人多いと思う。

だけどさ、大事なのは面白がることだよね。

商いを飽きないように、

面白がってる。

自分のヒューマンスケールでギリギリ食っていけて。

ご機嫌に美味いもの食べて、

美味い酒でも飲んでたら文句ないんだよね。

ははは。

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新丸子の写真館「写真道場」さんとのコラボレーション企画、CRS活動としての洋服ポスト・・・etc

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10代から通うようになり、30代に入った今でもナクールでしか洋服を買ったことがありません。僕にとってナクールは「癒しの場」であり、個性豊かなナクーリスト(ナクールの常連さんのこと)と出会う「集いの場」であり、まさにオアシス的な存在です。 洋服と酒と人間をこよなく愛す、店主のオリハシ兄貴にもいつも元気をもらっています。
川崎市川崎区、30代、会社員、T様