こんにちは。
オリハシです。
連休最終日。朝からaddのダウンを狙っていたかたが来店されました。
このダウンは今年2月に発注したんですが、このブログで紹介したときから、この入荷を待っていたそうです。
嬉しいね。
月日を待つ。季節を待つということも服を買うことの楽しみの一つなんだよね。
ファッションとかやってるとどうしてもお店と人は選んだり選ばれたりするわけ。
ボクはね、その開放性を少しでも高めたいがためにこの「オリハシ日記」を続けているようなものなんです。
あ、ここならいいかもって。
原宿ストリートの写真を撮影しているシトウレイさんのブログとかツイッターとかをたまに追ったりしてるんだけど、やっぱり「そうそう、その視点ってあるよね。」ということ言ってたりする。
たとえば。。。
「秘すれば花なり」なお洒落より、公明正大に「おしゃれしてる!」って言ってる着こなしが好き派です。
とか、
続けて、こんなことつぶやいてた。
さりげないこだわりって、「知る人ぞ知る」が価値になり、それが閉鎖性を醸し出し、それはつまり排他的要素を孕むので、そこに興味のある人とそうではない人との距離感をうむのはそういう所かも。そしてその閉鎖性をスノッブ&最先端だから理解されないと履き違える所から「お山の大将」は始まる。
セレクトショップなんて銘打ってやってると、どうしてもこの罠にはまるわけ。
さりげないこだわりって確かにかっこいいし、「知る人ぞ知る」が価値になる。
でも、それは一方ではある種の閉鎖性を醸し出すよね。
なんか敷居高そう。。。とか。
ボクなんてファッションとかあんまわかんないけど、あのお店入れるだろうか?。。。とか。
これはオリハシが昔から意識してることなんだけど、
独自性と開放性
この2つを合わせ持つお店にしたいのよ。
この難題を乗り越えたい。
どうしても。
これをふまえて、先月の9.16の「劇励 in nakool」の写真を見て欲しいよね。
実は一昨日、御来店いただいたYamamotoご夫婦からプレゼントを頂きました。
9.16の劇励 in nakoolの様子をnewspaper風に編集したものです。
嬉しいです。なんか泣けちゃったよ。心貫かれました。
そこのいつもオリハシ日記読んでるだけのあなた。
そんなあなたが「あ、なんかここの服、着てみたいかも」って思ってくれたらなお嬉し。です。
文章がまた読ませます。
「 残暑も峠を越えた(?)9月16日、ここナクールの創業40周年を記念して、高山さんの一人芝居が公演され、ナクールファン30余人が所狭しと膝を付き合わせて参加しました。
高山さんは、みやぎ夢大使を務めているとのこと。東北弁でのフランス語かたりに観客席は爆笑。さまざまな人生の悲哀を全身で演じ、疲れて酔いつぶれる様は迫真の名演技。そして今の時代を前向きに生きることを呼びかけるメッセージがこめられ、多くの働く人々への応援歌として胸に迫るものがありました。—(中略)—
公演後、近くの『ちからこぶ』で交流会。老い(2人)も若きも初対面ながら、ナクール愛好家は旧友のごとく話に花が咲き秋の夜長は更けていきました。」
歌まで詠んでいただきましたよ。
「被災地へ思い寄せつつナクールの 高山芝居に笑いと涙」
お後がよろしいようで。